朝井リョウ『正欲』(新潮文庫)が「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2023」文庫部門第一位に選ばれました。

2023年12月6日(水)15時16分 PR TIMES

累計部数50万部突破のベストセラー、朝井リョウ『正欲』が「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2023」文庫部門第1位に選ばれました。「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2021」小説部門で第2位を獲得したことに引き続いての快挙となります。

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稲垣吾郎新垣結衣出演映画が公開中で話題の朝井リョウ『正欲』が、ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2023文庫部門第1位に選ばれました。2021年の小説部門で第2位を獲得したことに引き続いての快挙です。「読む前の自分には戻れない」と話題沸騰の本作が今なお読者の注目を集めています。
ある人物の死をきっかけに、まったく違う境遇だった人生が重なり始める。だがその繋がりは、”多様性を尊重する時代“にとって不都合なものだった——。
第34回柴田錬三郎賞を受賞。読者や書店員からも熱い支持を受け、2022年本屋大賞第4位に選ばれた本書の文庫版は、現在映画のメインビジュアルカバーとなって展開中です。


【『正欲』あらすじ】
自分が想像できる“多様性”だけ礼賛して、秩序整えた気になって、そりゃ気持ちいいよな——。
息子が不登校になった検事・啓喜。初めての恋に気づく女子大生・八重子。ひとつの秘密を抱える契約社員・夏月。ある事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり始める。
だがその繫がりは、“多様性を尊重する時代”にとって、ひどく不都合なものだった。
読む前の自分には戻れない、気迫の長編小説。


■著者略歴
岐阜県生まれ。小説家。
『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。
『何者』で第148回直木賞、『世界地図の下書き』で第29回坪田譲治文学賞、
『正欲』で第34回柴田錬三郎賞を受賞。
ほかの著書に『どうしても生きてる』『死にがいを求めて生きているの』『スター』などがある。


■書誌情報
【タイトル】正欲
【著者名】朝井リョウ
【造本】新潮文庫
【定価】935円(税込)
【ISBN】978-4-10-126933-7
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/126933/

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