【レポート】国内799大学、アカウント漏洩累計174万件に。2023年は漏洩件数が低水準となるも、不正アクセスインシデントが多発

2023年12月7日(木)11時46分 PR TIMES

〜過去に漏洩したアカウントによる不正アクセスリスクが残存〜

株式会社ソースポッド(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:山本剛、以下 ソースポッド)はこの度、昨年2022年11月15日に公開した『2022年9月度における国内791大学のアカウント漏洩状況レポート』の追跡調査として、国内799大学の最新のアカウント漏洩データを反映した、OSINTによる『2023年10月度における国内799大学のアカウント漏洩状況レポート』を公開いたしました。

その結果、調査時点で累計174万件の漏洩件数が確認され、また、2023年の漏洩件数は約1千2百件(10月現在)と低水準となりましたが、漏洩頻度は過去平均水準(10月現在、1年の内6月分の漏洩)で推移しています。ただし、大学における不正アクセスインシデントは多発しており、過去に漏洩したアカウントによる不正アクセスリスクの残存が警戒される。

本調査結果は、『SP Intelligence Report』(https://www.source-pod.co.jp/report/2023120701.html)として公開しております。

こうしたアカウント漏洩対策として、ソースポッドでは法人・組織を対象に漏洩アカウントを自動で検知する、不正アクセス対策・情報セキュリティ教育サービス『SPC Leak Detection』をご用意しております。

【概要】

・国内799大学のドメインアカウントを対象に、2023年10月末時点のデータを集計。漏洩件数・漏洩頻度、漏洩規模(大学数)をそれぞれ年毎に算出した。期間内の累計漏洩件数は約174万件。昨年2022年は、漏洩件数としては約1万7千件と低水準だが、漏洩頻度・漏洩規模で見ると歴代最高水準(1年の内10月分の漏洩・ひと月に179.8大学が漏洩)に達した。2023年は、漏洩件数としては約1千2百件と低水準となり、漏洩規模も連動して減少したが、漏洩頻度は過去平均水準(10月現在、1年の内6月分の漏洩)で推移している。

・大学アカウントへの不正アクセスインシデントは多発している。漏洩件数や規模が減少しても、過去に漏洩したアカウントはインターネット上から完全に削除することが難しく、パスワードを使い回している限り、不正アクセスリスクが残存した状態になっているため、引き続き警戒が必要となる。

・インシデント発生時に対応可能な体制構築と、利用者の情報セキュリティリテラシーの向上が求められる。

[画像1: https://prtimes.jp/i/809/141/resize/d809-141-22c5fbfe4f581b819d86-0.png ]


[画像2: https://prtimes.jp/i/809/141/resize/d809-141-dbb386034b635fc65ea2-0.png ]


本調査結果の詳細は、下記に公開しております。

『2023年10月度における国内799大学のアカウント漏洩状況レポート』
https://www.source-pod.co.jp/report/2023120701.html

※参考情報
本調査結果は、昨年2022年11月15日に公開した『2022年9月度における国内791大学のアカウント漏洩状況レポート』の追跡調査として行いました。詳細は下記をご確認ください。
https://www.source-pod.co.jp/report/2022111501.html

【SP Intelligence Reportについて】

ソースポッド発行の各種調査レポート『SP Intelligence Report』については、下記をご参照ください。
https://www.source-pod.co.jp/report/

【SPC Leak Detection について】

『SPC Leak Detection』は、多くの企業・公共・文教市場のお客様にご導入いただいている不正アクセス対策・情報セキュリティ教育サービスです。ダークウェブを含むインターネット上の公開情報から、お客様の漏洩アカウント情報を検知します。検知時は管理者及び該当者にアラートを通知し、該当者自身も漏洩情報を確認し、パスワードを変更することで、不正アクセスを未然に防ぐことができます。また、各種認証規格(Pマーク等)、各業界のガイドラインに対応した、手間なく、効果的に、継続できる情報セキュリティ教育を提供し、従業員の情報セキュリティリテラシー向上・インシデント防止策としてご活用いただけます。本サービスの詳細については、下記をご参照ください。
https://www.source-pod.co.jp/lp/ld/

【会社概要/問い合わせ先】

■株式会社ソースポッドについて
2006年の創業以来、一貫して、法人向けメールシステムに特化した事業を展開。クラウドメール誤送信対策・PPAP対策『SPC Mailエスティー』等メールセキュリティサービスの提供・運用・管理に10年以上携わっております。昨今は中央官庁や地方自治体、大手金融機関をはじめとする企業、大学などの教育機関といった多くのお客様にサービスを提供しております。また、サイバーセキュリティサービスとして、不正アクセス対策・情報セキュリティ教育『SPC Leak Detection』と、【本当に効果のある】標的型メール訓練サービス『SPC 標的型メール訓練』を提供しております。
https://www.source-pod.co.jp/

■本リリースに関するお問い合わせ
(サービスの詳細・お申込について)
株式会社ソースポッド 営業部 サービス営業チーム
https://www.source-pod.co.jp/lp/ld/
TEL:03-5213-4842
(プレスリリースの内容について)
株式会社ソースポッド 事業開発部
https://www.source-pod.co.jp/contact/company/
TEL:03-5213-4842

PR TIMES

「不正アクセス」をもっと詳しく

「不正アクセス」のニュース

「不正アクセス」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ