抗酸化サプリメントTwendee Xによる腸内細菌叢の改善が、認知症予防に貢献する可能性を確認しました

2023年12月7日(木)18時46分 PR TIMES

公益財団法人 ルイ・パストゥール医学研究センター 抗酸化研究室(本社:京都府京都市 主席研究員:犬房 春彦)は、「抗酸化サプリメント「Twendee X」摂取による腸内細菌叢の改善が、認知症予防の可能性」についての論文を発表しました。なお、この内容は2023年11月23日に「International Journal of Molecular Sciences」オンライン版に掲載されました。

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腸内細菌と認知症予防の新たな関連性を明らかに


ビタミンとアミノ酸を配合した抗酸化サプリメントTwendee Xが腸内細菌の状態を改善し、認知症の予防に役立つ可能性を示唆しています。この画期的な研究は「International Journal of Molecular Sciences」に掲載され、Twendee Xが腸内細菌叢、つまり腸内に生息する微生物群を調整し、アルツハイマー病(AD)の予防に貢献することが示されました。

Twendee Xとは


Twendee Xは、ビタミンC、グルタミン、シスチン、コエンザイムQ10、フマル酸、コハク酸、ナイアシン、およびビタミンB2を含む8つの抗酸化物質を組み合わせたサプリメントです。これまでの研究で、軽度の認知障害を持つ人々やアルツハイマー病のマウスモデルにおいて、認知機能の顕著な改善が見られました。この効果は、抗酸化成分の組み合わせによるもので、単一の成分では得られないものです。アルツハイマー病の進行には、酸化ストレスによる細胞の損傷が関連しており、Twendee Xによる抗酸化作用が、この病気の予防に役立つことが示唆されています。
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研究の方法と結果


研究には、114名の健康な成人(男女各57名)が参加しました。参加者から提供されたTwendee Xの摂取前後の糞便サンプルを用いて、腸内細菌の遺伝子解析を行いました。これに加え、酸化ストレスを上昇させたラットにおける腸内細菌叢の変化も研究されています。研究によると、短期間における酸化ストレス暴露は腸内細菌叢に影響を与えることが示されました。Twendee Xを摂取することで、腸内細菌の種類と多様性が増加しました。また、アルツハイマー病の患者で減少することが知られている酪酸産生細菌の数を増加させました。

参加者の生活の質の向上


Twendee Xの摂取後、不安や抑うつ、ストレス、日中の眠気の減少が報告されました。また、約40%の女性が肌の調子が改善しました。さらに、排便状態と睡眠の質の向上も報告されています。Twendee X摂取による健康者におけるこれらの変化は、アルツハイマー病の予防だけでなく、MCIやアルツハイマー患者の一般的な生活の質も向上させる可能性が示唆されました。

結論


Twendee Xは酸化ストレスを低減し、腸内細菌叢を整え、生活の質を改善する結果が得られました。これにより、Twendee Xが過去に示してきた認知症予防効果に、腸内細菌叢への働きも関係する可能性が示唆されました。

■論文情報
雑誌名:International Journal of Molecular Sciences(ISSN 1422-0067)
論文タイトル:Controlling Gut Microbiota by Twendee X May Contribute to Dementia Prevention
著者:Fukka You, Yoshiaki Harakawa, Toshikazu Yoshikawa , Haruhiko Inufusa
論文URL:https://www.mdpi.com/1422-0067/24/23/16642

組織概要


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ルイ・パストゥールの理念に基づき、ウイルス性疾患や癌や難病などに関し、医学内部の専門性の境界にとらわれず、とくに各人に内在する自然免疫力の増強の観点から、基礎的・臨床的研究を行い、心身両面での、人々の病気に対する悩みを可能な限り軽減し、予防することを目標とする。

公益財団法人 ルイ・パストゥール医学研究センター
所在地:〒606-8225 京都市左京区田中門前町103-5
理事長:吉川敏一
HP:http://www.louis-pasteur.or.jp
抗酸化研究室HP:https://antioxidantres.jp

<主席研究員 犬房春彦について>
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公益財団法人 ルイ・パストゥール医学研究センター 抗酸化研究室 主席研究員
岐阜大学 科学研究基盤センター 共同研究講座 抗酸化研究部門 特任教授
日本認知症予防学会 エビデンス創出委員会 実行委員、日本脳サプリメント学会 理事

略歴
1982年近畿大学医学部卒業。1988年近畿大学医学部大学院外科学系卒業(医学博士)。専門は消化器外科で腹腔鏡手術、癌転移の研究。近畿大学を退職後、2007年より医療財団TIMA establishmentの主席研究員としてアルコール代謝、糖・脂質代謝、酸化ストレスの研究を開始。2013年岐阜大学 科学研究基盤センター 共同研究講座 抗酸化研究部門の新設にあたり、特任教授に就任。現在は酸化ストレスと抗酸化配合剤「Twendee X」に関する研究を行う。 2020年3月より公益財団法人 ルイ・パストゥール医学研究センター 抗酸化研究室 主席研究員。

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