サーバー・コンテナ内の隔離環境でPythonコードを実行するリモート実行環境を公開

2024年12月12日(木)13時16分 PR TIMES

株式会社令和AIは、サーバー・コンテナ内の隔離環境でPythonコードを実行するリモート実行環境ライブラリを公開しました。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/127932/11/127932-11-07dea85ef50f97910641a7a5aef5ef87-633x152.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]Pythonリモート実行環境
■ AIエージェントの生成コードを安全に実行
 現在、ChatGPT等の生成AIを利用した、AIエージェントによる行動策定や操作のニーズが高まっています。

 そのようなAIエージェントでは、回答の正確性を高めるために、直接回答を行うのではなく、回答を計算するためのプログラムコードを生成し、そのコードの実行結果を持って回答とする手法が採用されています。

 しかし、生成AIの出力したプログラムコードは誤りが含まれる可能性があり、安全なサンドボックス上での実行が求められます。

 そのため令和AIは、生成AIによるハードウェア制御のソリューションで培った技術を元に、Pythonのプログラムコードを、安全なサーバー・コンテナ内等の隔離環境で実行するための、リモート実行環境を作成しました。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/127932/11/127932-11-a77268d4c896b907bb4769e4a7239a7e-758x1241.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]リモート実行環境の概念

■ プログラミング的に使いやすいインターフェイス
 本実行環境の特徴は、サーバー・コンテナ内で実行されているコードと、リアルタイムに同期を行い、プログラミング的にはローカル環境で実行されているのと変わらないインターフェイスでコード実行を行える点です。

 Pythonオブジェクトを共有オブジェクトとして利用し、呼び出し側・実行側のどちらかがメモリ上のデータを更新した際に、瞬時に対応するオブジェクトを同期します。また、実行側から呼び出し側の関数を呼び出すことも可能で、柔軟なプログラミングが可能になっています。

 その他にも、ハードウェア制御のために開発された高度なコンピューティングリソースのマネジメントが可能で、実行コードの内容にかかわらず安定した動作を行わせることが出来ます。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/127932/11/127932-11-9ee3859a85f749ec9503e03e13f75624-632x484.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]Pythonオブジェクトの共有と同期関数呼び出し

■ 提供形態
 以下のリポジトリで、オープンソースライブラリとして公開しています。

python-remoteexec(https://github.com/reiwa-ai/python-remoteexec)

 ライセンスはMITライセンスとなっており、商用・非商用を問わずに自由に利用することが出来ます。

 また、Pythonパッケージの管理サイトの「PyPI」でパッケージとして公開しているので、即時にインストール&導入が可能となっています。

pyremoteexec(https://pypi.org/project/pyremoteexec/)

インストール方法:
$ pip install pyremoteexec


お問合せ先:

株式会社令和AI
メールアドレス:contact@reiwa-ai.biz
ホームページ:https://reiwa-ai.co.jp(https://www.reiwa-ai.co.jp/)

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