ふるさと納税を通じて長野県塩尻市の魅力を全国に伝える!ウェブサイトリニューアルプロジェクトの裏側にあった物語

2023年12月21日(木)11時0分 PR TIMES STORY

株式会社pinealは「生きがいをもって”ワクワク”働く人の数を最大化する」ことを目指して活動しているマーケティングコンサルティングファームです。

そんな私たちが今回長野県塩尻市の皆様と共に、楽天市場の塩尻市ふるさと納税ページの全面リニューアルの取り組みを行いました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000070859.html

本ストーリーでは、なぜ塩尻市の皆様と取り組みを始めるに至ったのかについて、お話しします。

年を追うごとに寄付が増えていた、長野県塩尻市のふるさと納税チームの悩み

2008年に日本で開始されたふるさと納税制度。寄付金額は年々上昇し、日本全国総計で年間1兆円に達そうかという勢いです。重要度が増すふるさと納税の対応に、地方自治体は嬉しいながらも増加する対応に苦労していますが、塩尻市も例外ではありません。

長野県塩尻市のふるさと納税業務に関わる塩尻市振興公社に努める三枝さんは、塩尻市のふるさと納税業務のマネジメントにあたる中で、塩尻市のふるさと納税の置かれている状況に頭を悩ませていました。年を追うごとに増加する寄付件数に対応するため、塩尻市のふるさと納税対応リソースを拡充し、業務効率化のための業務プロセスシステムを新たに導入しながらオペレーションの改善に成功しました。そしてさらなる寄付金額の増加を目指してプロモーション・Webマーケティング・新規返礼品開拓の3分野でプロ人材をアサインし、チーム作りを推進することを決めました。

塩尻市とpinealのつながり。そのエネルギーに共感し、協力したいという想いから始まった。

弊社代表の徳原は縁があって、そんな三枝さんと出会いました。徳原は、かねてより「地域に貢献することができる仕事にぜひ関わりたい」と考えており、三枝さんの話を聞き、塩尻市のふるさと納税チームの悩みを知り、pinealであればWebマーケティングの分野で必ず力になれるはずだと考えました。また、三枝さんが運営に携わる塩尻市を拠点にするシビック・イノベーション拠点スナバの存在にも非常に刺激を受けました。「長野県塩尻市にはスナバというイノベーション拠点がある。東京での仕事にはない、ピュアで強いエネルギーを感じ、お手伝いしたいと強く思った」と振り返ります。

その後、弊社と塩尻市ふるさと納税チームで行われた打ち合わせにて、弊社が塩尻市のふるさと納税のWebマーケティングの分野でチームに参加することを合意いただきました。プロモーション・新規返礼品の開拓でアサインされたメンバーと共に新たな塩尻市ふるさと納税チームが形成されました。

三枝さんは、当時の打ち合わせを振り返り、「振興公社の担当者の興味を含めた質問に答えてもらうなど、元々予定していた打ち合わせ時間をかなり超えてしまうほど議論が盛り上がった。打ち合わせを通じて、この人と企業だったら信頼してお任せできるという感覚をチーム全員が持てた」と語っています。

塩尻市のふるさと納税ページを、より「ワクワク」できるサイトに変える

塩尻市では様々なふるさと納税プラットフォームへ出品を行っています。私たちは最初の施策として、デザインを自由に工夫でき、施策の効果が高いと見込んだ、楽天市場の塩尻市ふるさと納税ページのリニューアルを行うことにしました。

サイトリニューアルにあたっては、ふるさと納税ユーザーの購買行動を把握することから始めました。どのようなコンテンツを求めているのか、何を基準に返礼品を選ぶのか、どのような文言が購買意欲を高めるのかなどです。一方、楽天デフォルトフォーマットをどの程度保持すべきか、という楽天特有の課題もありました。魅力をよく伝えられている自治体や商品サムネイルにはどんな特長があるのかを研究し、それを塩尻市独自のコンテンツに落とし込み、訪れる人が「ワクワク」できるような魅力あふれる新たな楽天市場のふるさと納税ページとして仕上げました。

▲リニューアルした楽天市場の塩尻市トップページ(PC版)

どのデバイスで見ても、自治体の気持ちがユーザーにとって魅力的に伝わるように

実は楽天市場のウェブサイトでは、PC版とスマートフォン版でデザインの自由度に差があります。自由度の高いPC版と、一定の規定のあるスマートフォン版。それぞれの媒体でのユーザー体験を最適化しながら、全体としての統一感を出すことには苦労しました。

また、デザインを決定する上で最も重視したのは、塩尻市自体の魅力と、ユーザーが求める価値をいかにバランス良く表現するかでした。自治体としての独自性と、市民や寄付者が何を求めているのかをしっかりと把握し、最も良いバランスの構成を見つけ出しました。

後々の効果測定や改善をスムーズに進めるために、検証しやすいコンテンツの分け方も戦略的に行っています。ビジュアルで魅せる、文章で魅せる、人気で魅せるなど、商品の打ち出し方にバリエーションを加えておくことで、どう魅せれば反響があるのかを明確に特定できるよう、構成に工夫が加えられています。

サイトリニューアルを担当した当社デザイナーは、「塩尻市チームの皆様が持つ地元への愛や商品への想いをカタチにして発信することに大きなやりがいを感じながら取り組めました。」と語っています。

▲リニューアルした楽天市場の塩尻市トップページ(スマートフォン版)

塩尻市職員に聞いた、塩尻市やサイトリニューアルについての思い

今回は、塩尻市職員でふるさと納税業務を担当している松田さんに、塩尻市の魅力や、本取り組みに関する思いについてお話を伺いました。

塩尻市の綺麗で豊かな自然で育まれる食べ物はとてもおいしい

塩尻市は果物や野菜が豊富で、何よりもおいしい食材が揃っています。また、市内を歩いているだけでも、甘くて新鮮な果物の香りが漂ってくるところがとても気に入っています。塩尻市の中でも場所によって匂いが違うところもまた魅力的です。

食べ物を育む、塩尻市の自然環境も素晴らしく目を見張るものがあります。以前に私は塩尻市森林課で林務に携わっていたこともあり、塩尻市の水や山の綺麗さをよく知っているため、自信があります。このような土地で生産されるワインは、独特の香りと味わいがあり、この綺麗な自然のおかげで産まれているのだなと実感できます。

期待以上だったpinealとの取り組み。進めやすさだけでなく、実際に効果へと繋がった。

そんな塩尻市のふるさと納税担当者として、より多くの人にふるさと納税を通じて塩尻市の魅力を伝えるために頭を悩ませていました。今回、三枝さんから紹介を受けて、pinealさんから会社説明や過去の事例、施策の提案内容を聞いて、ふるさと納税サイトを訪れてくれる方々に対してより塩尻市が魅力的にアピールできるようなサイトができそうと期待を持てました。そして実際にpinealさんと取り組みを始めてみると、その内容は期待以上でした。チャットアプリですぐやりとりできて、気軽になんでも聞けて、仕事にスピード感があり、どんどんと引っ張っていってくれるのでやりやすかったです。出来上がってきた新しいサイトの仕上がりも期待以上でした。上司に完成したサイトを見せたらとても喜んでいました。

ふるさと納税を通じて塩尻市を好きになってほしい。取り組みに込めた想い。

塩尻市へのふるさと納税を通じた寄付金は、ぶどうやワインなど地域ブランドの構築、子育て、DX推進などに主に使われ、その用途は寄付者の方にご指定いただけます。まずはより多くの人に塩尻市のふるさと納税サイトに訪れていただき、塩尻市の魅力を知っていただけることを期待しています。多くの人に塩尻市の素敵な返礼品を知ってもらい、また、実際に手にとっていただくことで、塩尻市の魅力を深く知り、身近に感じていただけると嬉しいです。より多くの方が塩尻市への応援の気持ちを持っていただけること、よりよい塩尻市の未来のために寄付をしていただけることを願っています。体験型の返礼品もありますので、活用していただきながら、ぜひ塩尻市を訪れてほしいです。

塩尻市とさらなる新たな取り組み。デジタルマーケターのための超実践型研修の実現へ

当社は塩尻市の皆さんとともに、更なる取り組みを計画しています。

pinealは本記事のように、マーケティング企画設計・実行を行っていますが、その実務ノウハウを基にしたマーケティング研修プログラムを国内Webマーケター向けに開講しています。

多数のマーケティング支援実績を活かしたデジタル人材育成を通じて、「ワクワク働ける」環境を日本中に作ることを目指してこれからも取り組みを継続していきます。

【詳細はこちら】

https://intern-training.pineal.co.jp/

【サービス概要】

企業ごとに最適化されたカスタマイズ研修

3ヶ月間のWebマーケティングインターン

現役マーケターによる丁寧なレクチャー

【サービスの特徴】

超実践的研修:マーケティングの実業務に紐づく形の研修で、企業の成長と売上向上を目指します。

実業務参加型のインターン研修:実際のクライアント案件に取り組み、座学で学んだ内容を現場で実践。

短期間での実践力養成:わずか3カ月で、現場経験を積んだ若手Webマーケターを育成します。

経験豊富なマーケターによる指導:大手案件を多数担当するWebマーケターが3カ月間徹底指導を行います。

pinealでは塩尻市と協力し、受講者に実際のデジタルマーケティングの取り組みに参加していただくことを通じて、デジタルマーケティング人材育成プログラムを進化させることを目指しています。

基礎的なデジタルマーケティング全般の研修を通じてスキルを身につけた受講生はpinealの高品質なディレクションとサポートのもと、塩尻市のプロジェクト参画を通じて、デジタルマーケティングの最前線で実践経験を積むことができ、従来よりもはるかに実践力を養うことが期待されます。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000070859.html

また、より多くのリソースで施策を実行できることから、塩尻市にとってもマーケティング施策効果を向上させることが可能となります。このような実践型の研修は、地方公共団体およびマーケターを育成する企業双方にとって新たな価値を生みます。これからも関わる人たちをすべて「ワクワク」させることのできる取り組みを目指してpinealは活動していきます。


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