地質調査業のDX!新しい地質調査、地質DXの3Dモデル作成への取組み!

2023年12月26日(火)11時17分 PR TIMES

〜地質調査のあたらしい形の提案〜

 中央開発株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:田中誠)は、「地質DX」の取り組みとして「地上と地下を結びつけた3Dモデル化」を推進しています。これらの取り組みについて企業公式ウェブサイトを更新いたしました。

[画像1: https://prtimes.jp/i/93454/13/resize/d93454-13-429f5dcde592a56afc70-0.png ]

地上から地下まで,都市の3Dモデルでリスクを可視化
Project PLATEAU(3D都市モデル),国交省国土数値情報(土砂災害警戒区域),東京都デジタル
ツイン実現プロジェクト(DEM),東京都建設局(ボーリング)のデータを使用したものです。
3Dモデルへのリンク:https://ckccorp.matrix.jp/temp/svmap/3D/index.html
3Dモデルはマウス操作で回転・拡大などができるほか、レイヤ構造になっているため、レイヤの表示
・非表示や透過度の調整、などをお試しいただけます。

[画像2: https://prtimes.jp/i/93454/13/resize/d93454-13-98e3363634fd95f606ae-1.png ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/93454/13/resize/d93454-13-c7c7572a2ee06aebb9f8-2.png ]

Nソナー※による水底地形図の3Dモデル 上:ダム湖 下:橋梁の洗堀
※魚群探知機を用いたダム貯水池3Dマッピング技術 NETIS登録番号 QS-220006-A
3Dモデルへのリンク:
https://ckccorp.matrix.jp/temp/pointcloud/qgis2three/n_sonar/n_sonar.html
https://ckccorp.matrix.jp/temp/pointcloud/qgis2three/n_sonar2/Scouring.html

地質DXの取り組み


 中央開発では地質DXと銘打ち、陸域・水域の地質調査にデジタル手法を取り入れ、新たな価値を創造する取り組みを進めています。その代表例として、UAV等で得られる点群データの活用が挙げられます。同社は(株)STORYと共同開発により微地形表現図「SVマップ」を考案しました。点群データから従来より詳細な微地形がわかる地形図を作成することにより、災害リスク箇所の抽出や評価の精度が向上するほか、地形学的な研究への活用も期待されます。
 また、各自治体で公開が進みつつある高密度な点群データ、国土交通省が主導・公開する3D都市モデルや災害リスクマップ、さらには同社も参画する全国の地盤情報データベース等の整備により、地形・都市・災害・地盤などの情報のデジタル化が進んでおり、これらを活用して地質情報をを3次元的に可視化することに取り組んでいます。
 同社はこれらの取り組みを地質調査のあたらしい形「地質DX」として提案し、地盤情報の利用価値向上・地質調査業の生産性向上を目指しています。

Nソナーについて


 「Nソナー」は、水面下や水中の状況を可視化できる新しい調査手法として,2018年5月に中央開発が考案した独自の技術で、2022年7月に魚群探知機を用いたダム貯水池3Dマッピング技術「Nソナー」という名称で国土交通省NETIS(新技術情報提供システム)に登録されました(NETIS登録番号:QS-220006-A)。
 ダム貯水池の底面地形を計測することにより堆砂状況を面で把握して管理に活用することが可能なほか、橋梁基礎の洗掘状況や水面下の構造物の状況把握などにも適用が可能です。従来の手法と比べ、Nソナーのメリットは以下の3つです。
 1.従来の深浅測量よりも「短期間」で調査可能
 2.従来に比べ,安価で迅速に面的に水中地形図を作成
 3.水中地形図のほか、水中の映像資料(スキャンイメージ)を提供
 
担当者コメント


 「地質DX」を積極的に進めることによって、これまで経験知あるいは暗黙知と言われている地質調査の情報のデジタル化を推進し、その活用によるインフラ整備の生産性向上に寄与できると考えられます。日々進化するお客様のニーズに応えて新たな価値を提供できるように各種デジタルデータと弊社の強みである地盤情報データを組み合わせた、未来の地質調査業の姿について考えていきたいと思っています。
(中央開発(株) 技術センター 上原・岡田)

中央開発について


 中央開発(株)は1946(昭和21)年、日本初の地盤コンサルティングカンパニーとして、戦後復興を目的にスタートした会社です。以来、国内における標準貫入試験の実用化を行うなど、地質調査業界のパイオニアとして、国内外のインフラ整備に関わるビッグプロジェクトに携わりながら、土木設計、情報解析、IoT機器を用いた防災コンサルティングなど建設コンサルタントへ事業領域を拡大して参りました。

 近年では”地質DX”と銘打ったデジタルトランスフォーメーションを推進しています。点群データ活用やSfM処理技術、保有するボーリングデータを活用したAI分野での研究開発に取り組み、建設コンサルタント業界における新たな価値の創造に努めています。

 詳しくは、中央開発(株)のWEBサイトをご覧ください。
  https://www.ckcnet.co.jp/
[画像4: https://prtimes.jp/i/93454/13/resize/d93454-13-00cf734b3766045d72a2-3.jpg ]


土と水ホールディングスグループについて


 土と水ホールディングスグループは、大地に残る仕事、人々の心に残る仕事、そして、豊かな未来へつないでいく仕事に実践的に関わっています。
 私たち土と水ホールディングスグループがテーマにしている「土と水」はわかっているようで、まだまだわからない未知の部分が多く残っています。大地の造山活動によって地域毎にも異なっており、その時々によっても千差万別の条件や環境になり、画一的にこうとは決められない性格のものです。
 私たちは自然の現場を重視し、実務経験に基づいて、時には新たに必要な技術を開発し、正確な調査に基づいて的確な判断を導くように努めてまいります。

【土と水ホールディングスグループ構成企業】
 中央開発グループ
 ・中央開発(株)
 ・(株)ホクスイ設計コンサル
 ・新和ボーリング工業(株)
 ・(株)地域環境研究所
 ・日本計測調査(株)
 ・成都東中防災減災環境技術有限公司

 日建商事グループ
 ・日建商事(株)
 ・西部ポンプ機工(株)
 ・ワインきのこ(株)
[画像5: https://prtimes.jp/i/93454/13/resize/d93454-13-820417edaf7f5763282e-4.jpg ]

【本件に関するお問合せ先】
 中央開発株式会社 経営企画センター 03-6228-0861

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