【大学で唯一の選定】国土交通省「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」に東京工芸大学と神奈川県住宅供給公社の取り組みが選定

2023年12月27日(水)14時5分 Digital PR Platform




東京工芸大学(学長:吉野弘章、所在地:神奈川県厚木市)と神奈川県住宅供給公社との連携による厚木市緑ヶ丘エリアの活性化プロジェクト「ミドラボ」の取り組みが、2023年12月21日に国土交通省の実施する「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業(令和5年度第2回)」に選定された。今年度の事業採択において、提案者に大学が名を連ねているのは同大のみとなる(共同提案者として参画)。




 国土交通省が実施するこの事業は、すべての人が安心して健康に暮らせる住環境の整備を促進することを目的に、民間事業者等が提案したプロジェクトを、学識経験者からなる評価委員会により、先導性が認められたものに対して支援するもの。

 今回、東京工芸学が神奈川県住宅供給公社らと提案した「団地を地域に開く:産学連携による厚木市緑ヶ丘団地『オープンストリート』等の整備」は、昭和30年代に建設された集合住宅団地である緑ヶ丘団地の課題を解決することを目的としている。団地の集会所や屋外共用部を新しい発想でリノベーションし、持続可能な仕組みを構築することを目指す。この提案は、同大と神奈川県住宅供給公社との連携による厚木市緑ヶ丘エリアの活性化プロジェクト「ミドラボ」によるものとなる。
 この取り組みには、学生デザインコンペのアイデアを活用して空き住戸を改修し、学生向け賃貸住宅の整備も含まれる。これにより、学生と既存の住民との交流が見込まれる。

 国土交通省は、この提案を団地集会所の再構築と地域の居場所となるような整備を行う魅力的な取り組みとして評価。さらに、持続的なコミュニティ形成に向けて、学生と既存住民との交流促進が重要であると指摘している。 

 「ミドラボ」は、約60年前に建設された団地を研究フィールドとし、東京工芸大学の工学部と芸術学部の学生・教員が協力して2018年から研究や制作活動を続けている。2023年には東京都写真美術館で開催された同大の創立100周年記念展「写真から100年」で「ミドラボ」の活動が紹介された。

 「工学と芸術を掛け合わせて未来を変える」。東京工芸大学は、テクノロジーとアートを融合し、新たな価値の創造を目指す同大ならではの取り組みをこれからも続け、100周年のその先も、地域とともに歩んでいく。

【関連ページ】
・国土交通省WEBサイト
 https://www.mlit.go.jp/report/press/house07_hh_000273.html

・令和5年度第2回住まい環境整備モデル事業評価結果報告
 http://100nen-sw.jp/evaluation/data/report_r51221.pdf


■厚木市緑ヶ丘エリア活性化プロジェクト「ミドラボ」
 東京工芸学と神奈川県住宅供給公社が2018年1月に連携協定を締結した厚木市緑ヶ丘エリアの活性化プロジェクト。建築・ランドスケープの設計提案や、健康で快適なウェルネス住宅の実証実験、マンガ・映像を用いた地域のメディア制作、団地で暮らす学生らによる交流の場づくりなどを通して、多世代に開かれた地域の新しい魅力づくりを目指している。
【URL】 https://www.kanagawa-jk.or.jp/action/midolab.html


■東京工芸大学
 東京工芸大学は1923(大正12)年に創立した「小西寫眞(写真)専門学校」を前身とし、当初からテクノロジーとアートを融合した無限の可能性を追究し続けてきた。2023年に創立100周年を迎えた。
【URL】 https://www.t-kougei.ac.jp/


▼本件に関する問い合わせ先
 学校法人東京工芸大学 総務・企画課 広報担当
 TEL: 03-5371-2741
 E-mail: university.pr@office.t-kougei.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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