SAGアワード、グラミー賞と開催日バッティングで4月4日への変更を発表

2021年1月14日(木)14時20分 シネマカフェ

全米映画俳優組合賞-(C)Getty Images

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第27回全米映画俳優組合賞(以下、SAGアワード)の開催日が、3月14日から4月4日に変更となった。全米映画俳優組合がTwitterなどで発表した。

新型コロナウイルスのパンデミックの影響で、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞など数々の授賞式が開催日の予定変更を余儀なくされている。SAGアワードも同様。通常であれば毎年1月の最終日曜日に開催するところを、コロナ禍のため昨年7月の時点で今年3月14日に開催すると発表していた。

ところが先週、1月31日に開催予定だったグラミー賞も「3月14日に開催する」と発表した。SAGアワード側は、ほかの授賞式のスケジュールをできるだけ考慮して開催日を発表したのに、同じ日にあえてぶつけてきたグラミー賞側に困惑。「非常に残念だ」と表明した。


SAGアワードはアカデミー賞を占う重要な賞として位置づけされており、グラミー賞は音楽界で最も権威のある賞の1つ。それぞれを主催する全米映画俳優組合とレコーディングアカデミーには、どちらにも所属している会員もいる。同日開催となるのは双方にとってメリットがないはずだ。

SAGアワードの開催日は変更になったが、ノミネーションの発表日は2月4日で変わりないという。

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