オペラ初めはチャイコフスキー 新国立劇場オペラパレスで「エウゲニ・オネーギン」
2024年1月16日(火)8時0分 OVO[オーヴォ]
舞台は19世紀のロシア。女地主の娘タチヤーナは、妹オリガの恋人レンスキーが連れてきたオネーギンに強くひかれ、募る思いを手紙に託すがオネーギンは相手にしない。舞踏会でオネーギンはオリガとばかり踊るため、レンスキーの嫉妬を買い、決闘に。レンスキーを殺害したオネーギンは、自責の念から放浪の旅に出る。数年後、今や公爵夫人となったタチヤーナの前にオネーギンが現れ、以前とは逆に熱い恋心を打ち明けるが、タチヤーナは彼の気持ちを拒むという、男女のすれ違いの物語。
ロシア・オペラの中でも最もポピュラーな作品で、華麗な管弦楽やバレエ音楽でおなじみのチャイコフスキーの叙情性が存分に味わえる傑作だ。公演やチケットの詳細については、新国立劇場ウェブサイトから。