監督が明かす「メリー・ポピンズになるための三か条」とは?

2019年1月17日(木)16時0分 シネマカフェ

『メリー・ポピンズ リターンズ』(C)2018 Disney Enterprises Inc.

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ちょっと上から目線でエレガントな魔法使いメリー・ポピンズ。もうすぐ日本でも公開される映画『メリー・ポピンズ リターンズ』では、大女優ジュリー・アンドリュースから受け継ぎ、ハリウッドを代表する女優エミリー・ブラントが好演しているが、実はメリー役を演じるには“3つの条件”をクリアしなければならなかったという。



3つの条件について、ロブ・マーシャル監督は「1.歌って踊れること、2.人情があること、3.ユーモアがあること」だと明かしており、「これを高いクオリティでクリアできるのはエミリー・ブラント以外に絶対に誰もいないと思ったんだ」と決め手を語っている。


まず一つ目の条件、“歌って踊れること”は文句なしにクリア。というのも、エミリーはTV映画『ナターシャの歌に』で美声を披露しゴールデングローブ賞を受賞、ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』でも見事な美声を披露していたのだ。マーシャル監督も「エミリーの歌声は最高なんだ」と絶賛している。

さらに、心から“人情”と“ユーモア”がある人でなければならなかったメリー役。「厳しくて上から目線の家庭教師であっても、メリー・ポピンズの心の中には温かさや親近感、人生を楽しむ喜びやハッピーな人情が潜んでいる。そしてもう1つ大事なのはユーモアだった。この2つはメリー・ポピンズを演じるためにとても重要な点だった」とマーシャル監督。

以前監督とエミリーが一緒に仕事をした際、「彼女の人柄は人情とユーモアに溢れていたんだ。彼女は傷つきやすさもある反面、とてもおかしなユーモアのセンスがあり、何より一緒にいると楽しいんだ」とエミリーが持つ人柄さえもメリー役に適任だったと語っている。


そんな大役を演じるにあたり、エミリーは「ロブは人を励ますのがすごく上手いし、撮影中つらいことがあっても、私を本当に安心させてくれたわ。素晴らしい監督が私をサポートしてくれているし、素晴らしい俳優や、スタッフに囲まれている。だから絶対に乗り切れると思ったの」と周囲のおかげでプレッシャーにも屈しなかったと明かしている。


エミリーの新たな代表作になるであろう本作。どんな魔法を繰り広げるのか、どんな世界が待っているのか、豪華キャストも出演する本作にワクワクが止まらない。

『メリー・ポピンズ リターンズ』は2月1日(金)より全国にて公開。

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