『ゴーストバスターズ』監督親子が語る、30年以上もシリーズが愛され続ける理由とは?

2022年1月29日(土)18時0分 シネマカフェ

『ゴーストバスターズ/アフターライフ』

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日本をはじめ世界中で社会現象を巻き起こした、80年代カルチャーをけん引する伝説のシリーズの最新作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』。本作は前作の監督を務めたアイヴァン・ライトマンから息子であるジェイソン・ライトマンがメガホンを引き継いで製作された待望の続編。

ライトマン親子は世界中で多くのファンを夢中にさせる『ゴーストバスターズ』シリーズが30年以上もの間愛され続ける秘密は、共感できるキャラクターにあると明かしている。




『ゴーストバスターズ』(84)では、職場を追われた冴えない科学者たちが街中に現れるゴーストたちを退治するビジネスを始め、ニューヨークを襲うゴーストに立ち向かった。主人公のユーモア溢れる変わり者のゴーストバスターズ4人の奮闘する姿が世界中で共感を呼び、社会現象を巻き起こすほどの人気作となった。

そんなゴーストバスターズの生みの親アイヴァン・ライトマン監督は、「1984年以前、スーパーヒーローといえばみんな真面目で屈強なヒーローばかりだった。しかしゴーストバスターズの4人は、ちょっと反体制的でユーモアに満ちたヒーローではない普通の人たちだった。それが見る人に親しみを感じさせ、愛されるようになったんだと思う」と、シリーズが世界中で多くの人に愛され続ける理由を明かす。

さらに息子ジェイソン監督も「僕らはみんな、自分がスーパーマンになれるとは思っていないけれど、ゴーストバスターズにならなれるんじゃないかと思えるんだ。『ゴーストバスターズ』はいつだってアウトサイダー達のヒロイズムを描いた物語だ。ゴースト退治を通じて、変わり者たちがヒーローになれる機会を見つけるストーリーこそが、このシリーズの人気の理由だよ」と語り、“誰もがみなヒーローになれる”という親しみやすさこそが、幅広い層から愛され続けるカギだと明かした。

ジェイソン監督が手掛けた本作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』でも、そうした親しみやすさは健在。主人公の少女フィービーは、元祖ゴーストバスターズの1人イゴン・スペングラー博士の孫だ。オタク気質で科学が得意で実験や研究に熱心な一方、周りの友人とはうまく馴染めないでいる。学校でもちょっと浮いているフィービーが、だんだんと勇気を出してゴーストたちに立ち向かっていく姿は、前作のゴーストバスターズたちの姿と重なり、気づいたら応援したくなるキャラクターとなっている。

前作のレガシーを受け継いで製作された本作。祖父の意志を受け継いだ新生ゴーストバスターズたちは、一体どんな活躍を見せてくれるのだろうか。

『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は2月4日(金)より全国にて公開。

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