千葉ロッテ・藤岡裕大「見ていて本当にすごい」“目標”にしている同級生選手とは?

2024年1月31日(水)6時40分 TOKYO FM+

藤木直人高見侑里がパーソナリティをつとめ、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMのラジオ番組「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」(毎週土曜 10:00〜10:50)。1月20日(土)の放送は、千葉ロッテマリーンズの藤岡裕大(ふじおか・ゆうだい)選手をゲストに迎えて、お届けしました。

(左から)藤岡裕大選手


藤岡選手は、1993年生まれ、岡山県出身の30歳。4歳の頃から野球を始め、高校はプロ野球選手を数多く輩出している地元の名門・岡山理科大学附属高等学校に進学。その後、亜細亜大学に進学すると、首位打者やベストナインを獲得し、リーグ100安打も達成。さらには、日米大学野球選手権大会やユニバーシアード競技大会の日本代表に選出されるなど活躍するも、ドラフトの指名漏れを経験。
入社したトヨタ自動車でも活躍を続け、社会人2年目の2017年にドラフト2位指名で千葉ロッテマリーンズに入団。昨シーズンは、負ければシーズンが終了するクライマックスシリーズ・ファーストステージ第3戦で起死回生の同点3ランホームランを放ち、ファンからは「幕張の奇跡」と呼ばれる試合の立役者となりました。
◆社会人野球で培った集中力が「幕張の奇跡」を生んだ!?
藤木:社会人野球時代に学んだことも多かったんじゃないですか?
藤岡:プロの世界もそうですが、社会人野球は一発勝負(の試合)が多いので、勝つことへの執着がすごいです。なので、プロになってからも“ここは大事”という試合に集中力を持っていけるのは、そういう経験が活きていると思います。
藤木:それが「幕張の奇跡」と呼ばれた、昨年のクライマックスシリーズ(ファーストステージ第3戦・対福岡ソフトバンクホークス)10回裏の3ランホームランにつながった?
藤岡:本当にその通りだと思います。あの打席は、本当に今までの人生で一番集中していました。
藤木:打った瞬間の気持ちは、どうでしたか?
藤岡:そんなにすごく興奮しているわけではなく、ダイヤモンドを走っている間は“良かった……”という気持ちが強かったかもしれません。ただ、ベンチに帰ると、みんながすごく喜んでくれたので、そのときは気持ちが高ぶりました。
◆藤岡選手から見た近藤健介選手のすごさ
藤木:今、一番ライバル視している存在はいますか?
藤岡:ライバル視というか“こうなりたい”と思うのは、自主トレも一緒にさせてもらっている同級生なんですけど、近藤健介(こんどう・けんすけ)選手(福岡ソフトバンクホークス)ですね。“ああいう選手になりたい”“近づきたい”という気持ちはあります。
藤木:近藤選手は(2023年シーズンで)獲ったタイトルがホームラン王と打点王。まさかそのニ冠だとは……三冠王を達成してほしかったと思いませんでしたか?
藤岡:三冠王にあと一歩のところだったので(達成してほしかった)。でも「モデルチェンジをする」「ホームランを増やしたい」みたいなことを言っていたので、それを1シーズンであそこまで有言実行できるのかと、見ていて本当にすごいなと思いましたね。
藤木:間近で見た藤岡選手が思う、近藤選手の一番のすごさはどこですか?
藤岡:“追求できるところ”ですかね。自分をちゃんと客観視できますし、何が足りないかとか、そういうことを理解したうえで“こうしていこう”と徹底的に追求しているところは、すごいなと思います。
藤木:そういった選手と一緒に練習できる環境があるというのは、恵まれているのではないですか?
藤岡:そうですね。毎年(一緒に練習して)得るものがあって、自分としても、少しずつですが成長できているとすごく感じるので、いい経験をさせてもらっています。
藤木:では(来シーズンは)藤岡選手もニ冠を目指して?
藤岡:そうですね、近づけるように頑張ります!
次回2月3日(土)の放送は、トヨタ自動車 陸上長距離部・田澤廉選手をゲストに迎えてお届けします。
<番組概要>
番組名:SPORTS BEAT supported by TOYOTA
放送日時:毎週土曜 10:00〜10:50
パーソナリティ:藤木直人、高見侑里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/beat/

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