『べらぼう』第5話 消えた“唐丸”と蔦重“謎の絵師”発言にX「やっぱ写楽フラグ?」「何年か経って戻ってくる?」

2025年2月4日(火)22時10分 All About

2月2日に放送されたNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』第5話のストーリーをおさらいしつつ、今後の見どころに迫ります。(画像出典:NHK『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』公式Webサイト)

横浜流星さんが主演するNHK大河ドラマ『ベらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』。2月2日に放送された第5話のストーリーをおさらいしつつ、SNSに寄せられた反響とともに今後の見どころを紹介します。

第5話「蔦(つた)に唐丸因果の蔓(つる)」あらすじ

呉服屋の入銀による錦絵の制作から外され気落ちしていた蔦重(横浜流星)に、鱗形屋(片岡愛之助)からお抱えの改(あらため)にならないかと誘いが。鱗形屋のもとで働き、暖れん分けで本屋になる道を模索する蔦重。
その頃、唐丸(渡邉斗翔)は向こう傷のある怪しい男(高木勝也)にしつこく脅されていました。蔦重、次郎兵衛(中村蒼)のいない間に蔦屋の銭箱を盗んだ唐丸は、男を連れて川へとダイブ。蔦重が唐丸の失踪を案じる中、“向こう傷の男と子どもがもめて川に落ち、盗人の一味と思しき男の土座衛門が上がった”という情報が入ります。
唐丸が盗人集団と関わりがあるとしたら面倒なことに。駿河屋(高橋克実)から、これ以上は首を突っ込むなとくぎを刺され、途方に暮れる蔦重。唐丸はもうこの世にいないかもしれない、と悲しみに暮れる蔦重。花の井(小芝風花)の“楽しい空想”に倣い、唐丸が絵師になりたいと戻ってきたときに“謎の絵師”として売り出す約束を果たすべく、蔦重は鱗形屋での奉公を決意し前に進むのでした。

消えた唐丸と“謎の絵師”発言に考察続々「これやっぱ写楽フラグ?」

絵の才能がある唐丸を“謎の絵師”として売り出すという構想を生き生きと語った蔦重。その単語が視聴者の間で話題となり、X(旧Twitter)では唐丸の正体と今後について考察が続出。
「唐丸、いなくなるの早いよ」「これやっぱ写楽フラグ?」「唐丸が何年か経って写楽になって戻ってくると思っているの私だけじゃなかったんだ」「“謎の絵師”で売り出すなら写楽。でも写楽は役者の似顔絵だから画風が違う。そうすると唐丸はここで出番終わりなのか?唐丸用に考えた設定を絵師を売り出す時に使うのか」「蔦重が、写楽の役者大首絵を出版するのは、あと20年ぐらい先のことになるのかぁ」などのコメントが寄せられています。

安田顕“源内”から名言のオンパレード

蔦重に何かと知恵や力を貸してくれる平賀源内(安田顕)の魅力も満載。第5話では蔦重に対して「『我が心のママ』に生きる。わがままに生きることを自由に生きるっていうのよ」「わがままを通してんだから、きついのはしかたねぇや」と語る一方、田沼意次(渡辺謙)と「開国すればもっと豊かになれるのに!」と夢を描き笑いつつ、戦を忘れた現状では属国に落ちるだけで成し難いと真顔に戻るシーンが視聴者の間で話題に。
Xでは「平賀源内が自由について語ったのに感動した」「軽薄で、才能豊かで、なかなか良い。危うさも魅力」「意次と源内先生が開国すればもっと豊かになれると夢を描いて笑い合って、スーと笑い収めて現実に立ち戻るシーンの温度の下がり具合。いいシーンだった」「めちゃくちゃカッコイイ。平賀源内がこんなに魅力的に描かれる物語は初めて」などのコメントが寄せられています。
第6話は「鱗(うろこ)剥がれた『節用集』」。鱗型屋と新たな青本を作る計画を始めた蔦重。そんな中、須原屋(里見浩太朗)から『節用集』の偽板の話を聞き、蔦重にある疑念が生じ……。蔦重に対して何かよからぬ思惑を抱えていそうな鱗形屋の性根が暴かれるのか、注目です。
この記事の執筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌などの編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。
(文:地子給 奈穂)

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