60歳過ぎて初のフルマラソン参加。苦しく足が痛くても、沿道の応援を受けて頑張れる。70代になり、次は名古屋ウィメンズマラソンに挑戦
2025年2月5日(水)12時30分 婦人公論.jp
いつも通りの作戦で、序盤はやや飛ばして「貯金」を作っておくつもりでした…(写真:stock.adobe.com)
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60歳でマラソンに挑戦
何か体を動かすことがしたいなと思って、50歳を過ぎた頃から水泳を始めました。簡単に考えていたけれど、これが意外にも難しい。
しばらく続けましたが、さっぱり上達しないのでやめ、次に出会ったのがマラソンでした。60歳を過ぎていましたが、自分に合っていたのか、もう10年近く続いています。
やるからには大会にも出てみたい。そこで、目標を定めて最初は3kmの部から参加。5km、10kmと距離を延ばしていき、5年前と3年前にはフルマラソンに参加しました。
まずは完走できればいいと思っていたのですが、1度目は途中どしゃぶりに遭ったにもかかわらず5時間というタイム。自分でも驚くほど淡々と走り切ることができたのです。
苦しくても
2度目は10kmあたりから足の指が痛くなり、何度も諦めかけながらも、途中棄権はしたくなくて、どうにか完走。そして2024年は、「ふくい桜マラソン」を走ることになりました。
肌寒い曇り空。しかし、それを吹き飛ばすようなランナーたちの熱気です。それぞれの思いを胸に、スタートを今か今かと待ちわびています。
いよいよ8時30分、号砲が鳴りました。歓声とともに一斉に走り出すランナーたち。この時の緊張感は何度経験しても慣れないものです。
いつも通りの作戦で、序盤はやや飛ばして「貯金」を作っておくつもりでした。10kmくらいまでは無事に走っていたのですが、足の痛さと痺れでだんだんとスピードが落ちていき、激痛が襲ってきて……。とうとう、救護所へ駆け込みました。3度目の挑戦にして初めての経験です。
走る喜びを感じて
冷やしてもらいましたが、すぐまた走り出さなければ制限時間に間に合いません。それからは走るというよりは歩く時間が長くなりました。
痛みに耐えながら体にムチ打って、前へ前へ。走り終えた瞬間の自分の姿を想像し、何とか時間ギリギリでゴールしました。沿道の熱い応援のおかげです。
走っている最中は、もちろん苦しさもありますが、走る喜びが常に全身を満たします。
次は2025年の名古屋ウィメンズマラソンに参加できることになりました。体をケアしながら本番の日を楽しみに待っています。
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