日テレ、“多様性”にふれる初キャンペーン　黒柳徹子＆小泉孝太郎MC音楽特番など

日本テレビは、多様性にふれるキャンペーン「Colorful Weekend(カラフルウィークエンド)」を、23日〜25日に初めて実施する。
このキャンペーンは、2023年に開局70年を迎えた同局が「70年記念プロジェクト」を社内から募集した際、性的マイノリティー当事者や障がいのあるメンバーなど、多様な社員たちにより企画・提案されたもの。
キャッチフレーズは、「ちがうって、どきどきするね。」。「ひとりひとり違う私たちがお互いを知り、誰もが自分らしく生きられるヒントを届ける」というテーマに沿って、土曜の夜と日曜の昼に2つの特別番組を放送。さらに、レギュラー放送中の12の番組が参加する。
24日19時からは、音楽特番『世界を変えたアーティスト 〜曲に秘められたメッセージ〜』を放送。世界をカラフルに彩ってきた人気アーティストたちの、誰もが知っている名曲に秘められたメッセージをひも解いていく。
MCは初タッグとなる黒柳徹子と小泉孝太郎。黒柳は「私は音楽番組が大好き! 新しい音楽が聞けると思うだけで、今からわくわくしています。しかも小泉さんとも初めてご一緒できますし、とてもうれしいです」とコメント。小泉は「まさか徹子さんとこのような形でご一緒できる日が来るだなんて夢にも思っていませんでしたので、心から光栄です! 様々なアーティストの方ともお会いできますので、限られた時間の中で思い切り楽しみたいです」と本番への期待をにじませた。
さらに、今回のキャンペーンについて、2人は「今の時代、人にはみんないろいろな生き方、いろいろな個性があります。今回のキャンペーンを通じて、そのことがもっと広がっていったらいいなと思います」(小泉)、「『あなたも、私も、それぞれみんな違っていていいじゃない?』ということです」(黒柳)と語っている。
25日15時からは、SHELLYがMC、森圭介アナが進行を務める特番『Colorfulライフラリー 〜人生ってみんな違ってスバラシイ〜』を放送。日テレの様々な番組が70年にわたって伝えてきた、様々な人生をイッキ見し、その人たちの「現在」を追跡する。また、70年の膨大な貴重な映像アーカイブを通して、カラフルに変わってきた日本社会の変化を映像でひも解いていく。
SHELLYは収録に先立ち、「あっそうか、こういう人生もあるのか、こういう人生もあるよね、というのを網羅したラインナップになっていて、この番組を見るだけでも視野が広がるだろうなというのが想像できます」と期待を語る。
また、このキャンペーンについては、「本当に心の底から待ち望んでいて、企画自体が持ち上がるのも素晴らしいことだと思いますし、私自身、すごく思いが強い分野でもあるので、それをテレビでやってくれるのはうれしいです。ましてや、その番組のMCで声を掛けていただけたのは本当に光栄です」とコメント。また、「取り上げられることが少ない『ジェンダー平等』や、『セクシュアリティ』の多様性などについても、みんなで話し合いたいなという気持ちがあったので、今回ここにちゃんと焦点が当たっているのがありがたいです。私自身も、見て、話して、たくさんのものを得たいなという気持ちでMCを務めます」とし、「会話のきっかけとして、みなさんが気になる番組になったらいいなと思っています」と意気込みを述べた。
(C)日テレ