松井秀喜、巨人・秋広優人に期待する今季成績「自分の中では…」

元メジャーリーガーの松井秀喜氏が19日、YouTubeチャンネル『日テレスポーツ【公式】』で公開された動画「【松井秀喜 × 高橋由伸】巨人 春季キャンプでスペシャル対談が実現! 『秋広優人はA・ジャッジを彷彿』」に出演。巨人の秋広優人について語った。
○■松井秀喜氏、秋広優人に期待する成績は?
巨人の春季キャンプに臨時コーチとして参加した松井氏。高橋由伸氏から「(秋広選手に)どんなことを言われましたか?」と聞かれ、「まず、『打ち出すトップの位置をちょっと下げてみたらどうだ』と。下げて引くくらいのイメージで、スイングの軌道が地面と平行になるんじゃないかなっていう」と打ち明ける。その結果、「打球の質が結構ラインドライブというか、ライナー性が増えたので、良い傾向かなって」と手応えを感じているようだ。
また、高橋氏が「本人の中では、今まで力感というか、勢い・反動も使って打っていたところもあるんで、物足りなさそうな雰囲気もあるのかなって気はしてました」と自身の印象を伝えると、松井氏は「『ちょっと物足りないから不安だろ?』って話はしてたら、『そうです』と。『それは慣れるしかない』と(伝えた)」といい、「これだけの体があって、これだけパワーがあるんだから、余計なひねりとか力感は必要ない。ちゃんと捉えれば、絶対そのうち、どこにでも入るようになるからっていう話はした。自信は持たせてるんですけどね」と述べた。
なお、高橋氏が「今年、どのくらい(の成績を)期待したいですか?」と質問をぶつけると、松井氏は「自分の中では、3割・30本打ってほしい」と答え、「大谷選手より(身長が)大きいでしょ?」と改めて確認。これに高橋氏が「そうですね」とうなずきながら、「横並びで見たら、松井さんが久々に小さく見えました」と返すと、松井氏は「ちっちゃいね! 顔だけ俺のほうがでかいけどね(笑)」と茶目っ気たっぷりに笑顔を浮かべ、笑いを誘っていた。
【編集部MEMO】
身長200cmで、日本人選手としては馬場正平(ジャイアント馬場)さん、同期入団の阿部剣友と並んで歴代最長身の巨人・秋広優人。2023年シーズンに一躍ブレイクし、121試合の出場で打率.273、111安打、10本塁打、41打点という成績を残した。