松岡修造、インタビュアーの心得とは? ヒントは羽生結弦の「僕は弱い」

2024年2月28日(水)7時0分 マイナビニュース

元プロテニス選手でスポーツ解説者の松岡修造が23日、YouTubeチャンネル『古舘伊知郎チャンネル』にゲスト出演。インタビュアーとして大切にしていることを語った。
○松岡修造の“うれしかったインタビュー”とは
この日に公開された動画では、フリーアナウンサーの古舘伊知郎とトークを展開。アスリートにインタビューをする機会が多い松岡は、「僕もスポーツ選手だったんで、いろんな方にインタビューしてもらったんですよ」と振り返りながら、「うれしかったインタビューっていうのは、自分の心の声があるんですよ。言ってみれば、言語化してないものですね。それを言語化させてくれたときが、一番やってよかったなって」と当時の心境を明かした。
そのため、アスリートへのインタビューで心がけていることについて、「変な言い方ですけど、“修造、聞いてくれよ!”っていう感覚にできるかどうかなんですよ。“これわかんないんだけど、出してくれないか?”みたいな」と吐露。「僕もしつこく聞いていくんで、生放送じゃなければ2〜3分ずっと考えてるときもありますし。僕も一緒に待って、それで出てきた言葉が響いてくる」と話し、「その言葉の共通は、全部弱いことなんですよ。言ってみれば、アスリートが自分の弱さをさらけ出してるときなんです」と打ち明けた。
アスリートが“自分の弱さ”を見せたとき、「人間味を感じる」と語った松岡。古舘が、「“スーパーアスリート=人間の域を超えたような存在”に持っていきがちなんだけど、たった一人の弱い人間が出た瞬間ですよね。でも、それは強さの証じゃないんですか?」と問うと、「そうなんですよ」と共感。フィギュアスケーター・羽生結弦選手へのインタビューを例に挙げ、「羽生さんが、“僕は弱いんだ”と。だから強いんですよ。うわー!と思って。弱さは強さなんだっていうのを、すごく教えてもらったんですよね」としみじみ語っていた。
視聴者からは、「羽生選手のお話ありがとうございます」「聞き入ってしまいました!」「また松岡さんの羽生選手への取材が見たいです」「お二人の話とても興味深い内容でした」「やっぱり修造さん熱い熱い熱い男!」など、さまざまな声が寄せられている。
【編集部MEMO】
古舘伊知郎は、2020年3月にYouTubeチャンネル『古舘伊知郎チャンネル』を開設。様々なゲストを招き、話題のニュースやテーマを中心にトークを展開。チャンネル登録者数は37万人を超え、累計再生数は6,000万回を突破している。

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