芥川賞・市川沙央、一度も選考通らなかったカクヨムで“黒歴史”選考委員に

2024年3月2日(土)17時0分 マイナビニュース

KADOKAWAは、Web小説サイト「カクヨム」で4月1日までエッセイコンテスト「黒歴史放出祭」を開催する。
同コンテストは、カクヨムにて開催中のサービス8周年記念イベント「カクヨム誕生祭2024」内の企画で、「一度は記憶の奥底に封印した黒歴史エピソード」を募集。選考委員は、ラジオやテレビで活躍する伊集院光、『ハンチバック』で第169回芥川賞を受賞した作家の市川沙央氏が務める。
応募資格は、カクヨムに会員登録している個人のみ。800字以上6,000字以下のオリジナル作品(一時創作)が対象となる。応募受付は4月1日11時59分まで。カクヨム編集部が選んだ作品が最終選考対象作品としてノミネートされ、伊集院と市川氏による最終選考を経て、7月中に受賞作品が発表される。
「伊集院光賞」「市川沙央賞」に選ばれた各1名には、Amazonギフトカード1万円分と「おいせさん カラダ浄化ギフトセット」、参加賞の20名には「おいせさん お浄め神塩(4種入り/ギフトセット)」が贈呈される。
○伊集院光コメント
ラジオの深夜放送のDJを主な生業としてここまでなんとか生きてきました、タレントの伊集院光と言います。世間一般の人から言えば墓場まで持っていくようなものから比較的軽いものまで、黒歴史に分類される話を人前で披露しては笑いとお金に変える仕事を一足お先にしています。具体的に言えば、高校を中退してただフラフラとしていた頃の話から、家族の中で一番心を許していた祖父と血縁関係になかったことを祖父が亡くなってから20年近くして知ったこと、あとは、、、とにかく表現をする仕事においては黒歴史ほど素敵な財産はないのだと言うことを、皆様の作品でぜひ証明していただきたいのです。そうでないと、私の腹の底で蠢いている、未発表の黒歴史たちがお宝ではなく生ゴミということになってしまうからです。お互い頑張りましょう。
○市川沙央コメント
思い返せば8年前、「カクヨム」プレオープンと同時にアカウントを取得し第1回カクヨムWeb小説コンテストに挑むも、いちはやく埋もれて惨敗。以来カクコンには毎年欠かさずチャレンジしてきましたが、自慢じゃないけど一度も中間選考を通ったことがありません。これは話しても大丈夫な方の黒歴史。ワナビを20年やっていると大丈夫じゃない黒歴史も結構あるんです。あなたがお持ちの黒歴史、大丈夫な方ですか、大丈夫じゃない方ですか。せっかくだからギリギリを攻めてみてください。どんな過去でも私が受け止めてみせるから。

マイナビニュース

「黒歴史」をもっと詳しく

「黒歴史」のニュース

「黒歴史」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ