Coccoの名曲「強く儚い者たち」冨岡愛がカバー ドラマ『HEART ATTACK』主題歌に
2025年3月6日(木)8時0分 マイナビニュース
フジテレビが米・スカイバウンドエンターテインメントと共同制作するドラマ『HEART ATTACK』が、同局の動画配信サービス・FODで20日正午から全話一挙配信。主題歌は、冨岡愛が歌う「強く儚い者たち」に決定した。
本作は、近未来の日本を舞台に超常的な能力を持ち世間から迫害されているヴァリアントが抑圧や権力と闘い、運命的な愛情をスリリングな展開と刺激的な映像演出で描いたドラマ。ヴァリアントの人々は、“奈落”という集落に隔離され、VCU(ヴァリアント犯罪課)という組織に常に監視されている。
主人公・ウミン(21歳)は、ヴァリアントでありながら、VCUのスパイとして活動。もう1人の主人公エマ(23歳)は、インフルエンサーユニット“L”のメンバーとして、日々MAKUMAという動画配信プラットフォームでヴァリアントの自由と権利を求め動画を配信。微々たる特殊能力しかなかった2人が偶然出会い、手が触れると…。
W主演のウミン役を寛一郎、エマ役を三浦透子が演じる。
主題歌は、Coccoが1997年に発表した楽曲「強く儚い者たち」を、シンガーソングライターの冨岡愛がカバー。ドラマの世界観や、迫害される主人公たちの心情を表現し、楽曲のタイトル通り「強く儚い者」=ヴァリアントともリンクする。
今回のカバーは、オリジナルのサウンドから一転し、バラード調でアレンジされ、ドラマの雰囲気にぴったりな仕上がりに。同曲は、19日に配信リリースされる。
冨岡は「ドラマの主題歌に初めて起用いただけて、とてもうれしいです。主題歌の『強く儚い者たち』はCoccoさんの楽曲で、私自身初のカバーリリースとなります。歌詞の世界観を自分の中に落とし込み、どう表現していくかを色々と考えました。その結果、自分の中にない新たな世界観を表現できたのではないかと思っています。『強く儚い者たち』の歌詞に込められた強さや弱さを、自分なりに消化し、思いを込めて歌いました。この曲が、ドラマとともに皆さんの心に届けられたらうれしいです」とコメントしている。
【編集部MEMO】
このドラマに、寛一郎は「日本のドラマでSFはそんなに僕の中では見たことがなくて、どうなるんだろう?というのはありました。世界観も、既存のものではなく全く新しいものを作り上げているので、すごく挑戦的だし、ワクワクもしてました」、三浦透子は「どんな作品でもそうなんですけれども、より台本から頭の中でイメージで補わなくちゃいけない映像の量がSFの分多かったと思うので、チャレンジだなと思いました。そしてCGであったり、撮影の段階では分からないものが後から足されていく状態なので、そこをずっと想像で補って演じていくっていうのはすごく難しかったのですが、とても勉強になりました」と語っている。
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