放送映画批評家協会賞が発表に『ノマドランド』と「ザ・クラウン」が席巻

2021年3月9日(火)12時30分 シネマカフェ

『ノマドランド』(C) 2020 20th Century Studios. All rights reserved.

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第26回放送映画批評家協会賞授賞式が開催された。映画部門では、ノミネーション時点では『Mank/マンク』が12ノミネーションを獲得・リードしていたが、最多4部門受賞となったのは『ノマドランド』だった。同作は作品賞、監督賞、脚色賞、撮影賞を受賞した。「The Wrap」によれば、この20年以上、放送映画批評家協会賞の受賞者・作品の70パーセントがオスカーを獲得しているという。作品賞についてはこの10年で5回、オスカーの受賞作品と一致している。

テレビ部門は「ザ・クラウン」が主要賞をほぼ独占。チャールズ皇太子役のジョシュ・オコナーとダイアナ妃役のエマ・コリンの劇中“夫婦”が主演賞を獲得した。


映画部門

作品賞
『ノマドランド』

監督賞
クロエ・ジャオ 『ノマドランド』

主演男優賞
チャドウィック・ボーズマン 『マ・レイニーのブラックボトム』

主演女優賞
キャリー・マリガン 『Promising Young Woman』

助演男優賞
ダニエル・カルーヤ 『Judas and the Black Messiah』

助演女優賞
マリア・バカローヴァ 『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』

外国語映画賞
『ミナリ』

テレビ部門

ドラマ部門

作品賞
「ザ・クラウン」

主演男優賞
ジョシュ・オコナー 「ザ・クラウン」

主演女優賞
エマ・コリン 「ザ・クラウン」

助演男優賞
マイケル・K・ウィリアムズ 「ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路」

助演女優賞
ジリアン・アンダーソン 「ザ・クラウン」

コメディ部門

作品賞
「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」

主演男優賞
ジェイソン・サダイキス 「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」

主演女優賞
キャサリン・オハラ 「シッツ・クリーク」

助演男優賞
ダニエル・レヴィ 「シッツ・クリーク」

助演女優賞
ハンナ・ワディンガム 「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」

リミテッドシリーズ&テレビ映画部門

作品賞(リミテッドシリーズ)
「クイーンズ・ギャンビット」

作品賞(テレビ映画)
「ハミルトン」

主演男優賞
ジョン・ボイエガ 「Small Axe」

主演女優賞
アニャ・テイラー=ジョイ 「クイーンズ・ギャンビット」

助演男優賞
ドナルド・サザーランド 「フレイザー家の秘密」

助演女優賞
ウゾ・アドゥーバ 「ミセス・アメリカ〜時代に挑んだ女たち〜」

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