サム・ワーシントン主演のクライムアクション『トランスフュージョン』、5月公開&特報解禁

2024年3月9日(土)11時0分 クランクイン!

『アバター』シリーズのサム・ワーシントンが主演を務めるアクション映画『TRANSFUSION(原題)』が、邦題を『トランスフュージョン』として5月に公開されることが決定。特報とメイン写真が解禁された。

 本作は、元特殊部隊員が、愛する人を守るため再び銃を手に取り戦う姿を描くクライムアクション。

 最愛の妻に先立たれ、喪失感に沈む元特殊部隊員のライアン。幼い息子のビリーを男手一つで育てるために退役せざるを得なかった彼は、誇り高き軍人としてのアイデンティティを失い、定職にもつけず退廃的な生活を送っていた。一方のビリーは、そんな父親からの愛を感じることが出来ずに孤独を覚え、内気でトラブルを起こしやすい性格に育っていた。

 ある日、ライアンは特殊部隊員時代の同僚ジョニーと再会し、彼が戦闘能力を生かし裏稼業に手を染めて金を稼いでいることを知る。ジョニーから仕事へ誘われて一度は断るライアンだが、生活を立て直し息子との関係を再生するにはどうしても金が必要であると思い直し、承諾してしまう。しかしこの決断が最悪の事態を引き起こすことになるとは、この時のライアンは知る由もなかった…。

 監督・脚本を務めるのは、オーストラリアが誇る俳優・作家のマット・ネイブル。執筆したスリラー小説「Still」が本国でベストセラーを記録し、俳優としては『キラー・エリート』でロバート・デ・ニーロやジェイソン・ステイサム、『リディック:ギャラクシー・バトル』でヴィン・ディーゼルらと共演を重ねるなど、マルチな才能を持つ人物だ。

 そんなネイブル監督のこれまでのキャリアの集大成として長編初監督を飾った本作は、作家としての実力を遺憾なく発揮した緊張感あふれるストーリー・テリングと、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でスタントマンを務めたポール・ドイルらによるド迫力のアクションを融合させたエンタメ作品。

 主人公ライアン役は、ジェームズ・キャメロン監督が手掛けた『アバター』シリーズのサム・ワーシントン。『さよなら、アドルフ』のケイト・ショートランド監督によるカンヌ国際映画祭出品作『15歳のダイアリー』で2004年にオーストラリア映画協会賞の主演男優賞を獲得して以降、『ターミネーター4』や『タイタンの戦い』、『ハクソー・リッジ』など超大作への出演が続く実力派俳優だ。本作では、妻の死や息子との関係修復に葛藤しながらも、家族を守るために容赦なき死闘に身を投じていく元特殊部隊員を、圧倒的な熱量と確かな説得力をもって演じきった。

 特報映像は、ライアンが何者かから“仕事”を依頼され、銃を手に取るシーンを収めたもの。全身を黒ずくめで武装し激しい撃ち合いを繰り広げる様子、狙撃シーン、特殊部隊による戦闘などの迫力のアクションシーンが次々と映し出され、手に汗握る展開に胸が高鳴る映像となっている。

 メイン写真は、ライアンが暗がりでライフルを構える姿を切り取ったもの。元凄腕の特殊部隊員らしく、標準を合わせるその眼差しには迷いがなく、実力の高さと揺るがない自信・覚悟が伝わってくる。熾烈な戦いを予感させると共に、サム・ワーシントンがこれまでのイメージを覆す長髪の姿を披露しているのも印象的な写真となっている。

 映画『トランスフュージョン』は5月全国公開。

クランクイン!

「アクション」をもっと詳しく

「アクション」のニュース

「アクション」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ