岩田剛典 花岡の“落下シーン”の舞台裏 あえてのワイヤーアクションだったワケ「マトリックス落ちに」

2024年4月26日(金)15時43分 スポーツニッポン

 「EXILE」「三代目 J SOUL BROTHERS」の岩田剛典(35)が26日放送のNHK「あさイチ」(月から金曜前8・15)に生出演。出演中のNHK連続テレビ小説「虎に翼」で話題となった“落下シーン”の舞台裏について語った。

 第18話(24日放送)で、岩田演じる花岡は親睦を深めるため寅子(伊藤沙莉)らとハイキングで出かけた山で足を滑らし、落下するシーンがある。

 同シーンについて、VTRで出演した伊藤は「私も怒り任せにバンバンと押していくというのがあって、本当に落っことそうになった時があって、一瞬青ざめた時あります。ズルッ!ってなってえっ!って思ったんだけど、耐えてくれました」と回顧。「岩田さん、本当にお優しくて、“本当に気にしなくていいですよ、全然来てください”って言ってくださって。さすがに力は抑えめでいくけど、感情的には抑えなくてすんだのはきっと“全然来てください!”って言ってくださったことで飛び込めたので、凄く感謝しています」と感謝した。

 スタジオであらためてそのシーンを見返すと思わず「恥ずかしいですね」と岩田。同シーンはCGではなく、ワイヤーアクションで撮影。メイキング映像も公開され、「結構高いんですよ、ビルだったら3階とか4階の高さあるんじゃないかな。後ろ向きなんで、後ろも確認できないから、スタッフさんを確認してワイヤーアクションで。まさかこんな山奥でクレーン車まで導入して、かなり大がかりな撮影で」と苦笑。「しかも日没ギリギリから撮り始めたんですよ。このシーンを1日がかりで撮影したんですけど、ちょっとずつ崖まで上がってきたと。よし崖のシーンの芝居撮って、もう結構日が暮れてきたよってなって、どうにか芝居部分は撮り切れて、“皆さんお疲れ様でした!”ってことで、他の役者さんには崖の上から手を振って、“じゃあいきますか!”ってことでソロでクレーンで、って感じでしたね」と振り返り、「実際、正味30分ちょっとぐらいで、テストもなく、すぐに本番って感じでやって」と話した。

 そんな岩田の話に、MCの「博多華丸・大吉」の博多大吉は「あらためていうのは野暮なんですけど…なんでワイヤーでやったんですけね?CGとかでいいような」とツッコミ。岩田は「監督の意図としては軽くしたかったんだと思う。やっぱり落下シーンですから、生々しく描くっていうよりかは。僕は“とにかく大げさにやって”って言われて。それで僕もくみ取って、コミカルなシーンとして表現したいんだなと思って、マトリックス落ちになりました」とあえてCGではなく、ワイヤーアクションになった意図を説明した。

スポーツニッポン

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