佐々木主浩、日本シリーズ中に発熱した"まさかの理由”明かす「あれ、本当の話」

元プロ野球選手で野球解説者の佐々木主浩氏が4日、YouTubeチャンネル『谷繁ベースボールチャンネル』で公開された動画「【書籍発売記念対談】佐々木主浩さんと遂に対談!!大魔神を支えた谷繁の行動とは…?」に登場。日本シリーズ中に発熱していた理由を明かした。
○谷繁元信氏も風邪をひく事態に
同チャンネルでは今回、『谷繁元信のプロ野球「通』(ビジネス社 3月18日発売)発売記念対談として、佐々木氏をゲストに迎えたトーク企画を実施。その中で、日本シリーズに話題が及ぶと、佐々木氏が「(あの時は)ボロボロよ、体」とポロリ。谷繁元信氏に「あの時はもう体調不良でしょ?」と尋ねられると、「熱。熱で」とうなずきながら苦笑する。
続けて、谷繁氏が「ビールかけで冷やしすぎて」「僕もたぶん風邪ひいてて」と述べると、佐々木氏は「あれ、本当の話だもんな。本当にキンキンで」と回想。さらに、谷繁氏が「初めてだったんでね(笑)。38年ぶりで、ベイスターズがほぼ初めてのビールかけで、ビールが足らなかったんですよね。常温が足りないから今度は冷えたのを持ってきて」と裏側を明かすと、佐々木氏も「寒かったもんなあ。ほとんど体が戻らないうちに日本シリーズが終わったもんなあ」とこぼした。
さらに、佐々木氏は「権藤(博)さんによく言うんだけど、初戦のとき、38度ぐらいの熱があったんだよ。で、ボルタレンで下げてる状態よ。それで、1戦目は点数差があった。『おし、まさか投げないだろうな』と思ったら、8回途中で『いくぞ!』って言われて(笑)」と明かしつつ、「9回でいいやんか。8回途中でいく必要ないやんか」と本音を吐露していた。
【編集部MEMO】
日本人史上初の通算300セーブ、NPB/MLB通算381セーブなど抑え投手として数々の記録を打ち立てた“大魔神”こと佐々木主浩氏。NPBシーズン&通算最多セーブポイント記録保持者(※セーブポイント制度廃止により、現在は旧公式記録)であり、日本プロ野球名球会初のセーブ数による入会者。NPB最多タイ記録となる最優秀救援投手(※最多セーブ投手)を5回獲得している。