佐々木主浩、松井秀喜が“すごい頑固なバッター”だと思った理由「ずっと…」

元プロ野球選手で野球解説者の佐々木主浩氏が4日、YouTubeチャンネル『谷繁ベースボールチャンネル』で公開された動画「【書籍発売記念対談】佐々木主浩さんと遂に対談!! 大魔神を支えた谷繁の行動とは…?」に登場。松井秀喜氏との対戦で感じていたことを明かした。
○松井秀喜氏の印象
谷繁元信氏が「相手のバッターが一番、面白かったですね。対佐々木さんで」「面白いんですよ、見てると。キャッチャー越しに相手のバッターを。『こいつ、ものすごいフォークを意識してるんだろうな』って時にストレートをいくと、間違いなく見逃すじゃないですか。あれが面白くて」と、キャッチャー目線で当時を振り返ると、佐々木氏は「松井は分かりやすかったよな」と松井氏に言及。
続けて、「彼について聞かれる時に思ったんだけど、『あんなに頑固なバッターはいない』って(笑)。フォーク狙ってたら、ずっと待ってる。真っ直ぐが来ても見向きもしないじゃん? 『真っ直ぐが来たらしょうがない』って割り切って来る。すごい頑固なバッターだなって」と自身の印象を打ち明けると、谷繁氏は「そうでしたね」とうなずきつつ、「そういう、僕はキャッチャー越しに相手の反応を見て、面白かったですよ」と、しみじみと語っていた。
【編集部MEMO】
日本人史上初の通算300セーブ、NPB/MLB通算381セーブなど抑え投手として数々の記録を打ち立てた“大魔神”こと佐々木主浩氏。NPBシーズン&通算最多セーブポイント記録保持者(※セーブポイント制度廃止により、現在は旧公式記録)であり、日本プロ野球名球会初のセーブ数による入会者。NPB最多タイ記録となる最優秀救援投手(※最多セーブ投手)を5回獲得している。