ルクセンブルクのフレデリック王子、稀な遺伝性疾患で22歳で死去

2025年3月11日(火)18時30分 クランクイン!

ルクセンブルク大公国のフレデリック王子が、稀な遺伝性疾患のため、22歳という若さでこの世を去った。

 Peopleによると、フレデリック王子の父親であるロベール王子が、POLG財団のウェブサイトにて、POLGと呼ばれる稀な遺伝性疾患の闘病の末、現地時間3月31日に亡くなったことを発表したそう。

 POLG財団によると、POLGは「遺伝的なミトコンドリアの障害で体の細胞のエネルギーが奪われ、進行性の多臓器不全や機能不全」を引き起こす疾患だそう。14歳で診断を受けた王子は、治療法を見つけるために、自ら同財団を立ち上げたそうだ。

 ロベール王子は、ルクセンブルク大公国のアンリ大公のいとこに当たる。ロベール王子によると、フレデリック王子は世界希少・難治性疾患の日でああった2月28日に家族をと最期の面会を果たし、勇気をもって別れを告げたそう。「最後の瞬間でさえも、彼のユーモアと限りない思いやりが、遺される私たちに笑みと励ましをくれた」とコメント。

 「フレデリックは最期の日まで勇敢に病気と闘った。彼の命に対する不屈の渇望は、身体的、精神的に最も厳しい試練を乗り越える原動力になった」と綴っている。

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