ヘンリー王子、ロサンゼルスの山火事復興支援コンサートに単身来場

英王室を離脱し、米カリフォルニア州で妻メーガン妃や子ども達と一緒に暮らしているヘンリー王子。地元サンタバーバラで開催されたロサンゼルス山火事の復興支援コンサートに、単身姿を現した。

　サンタバーバラのモンテシートに、妃や5歳の息子アーチー王子と3歳の娘リリベット王女と暮しているヘンリー王子。Peopleによると、現地時間3月8日、ご近所であるサンタバーバラのグラナダ劇場で開催された慈善コンサートOne805 Rock for Respondersに、王子が単身来場したそうだ。

　このイベントは、サンタバーバラ郡の救急隊員を支援する非営利団体One805が主催するもの。ロックバンド「フーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュ」やケニー・ロギンス、メイシー・グレイらがパフォーマンスを行い、チケットは完売している。王子はVIP カクテル アワーに姿を現し、救急隊員と話をしたという。

　夫妻は数年前から、One805の資金集めに協力しており、昨年9月にケヴィン・コスナーがホストを務めたコンサートOne805LIVE！でも、王子がステージに上がり、地元のパイロットたちを祝福していたそう。

　1月7日に始まったロサンゼルスの山火事は、被害を拡大し、1月31日になってついに鎮火。ヘンリー王子とメーガン妃は、10日にワールド・セントラル・キッチンを訪問し、生活必需品を寄付したほか、被災者へ食料や物資を支援する手伝いを行い、被災家族や高齢者と交流。また、カリフォルニア州知事夫人ジェニファー・シーベル・ニューサムや、パサデナ市長のビクター・M・ゴルドとともに、ロサンゼルス郡消防局の隊員や警察職員ら、救急隊員たちに感謝の意を表したと伝えらるも、メディアに映ることを前提にしたこの行為に、スタンドプレイだと避難の声も出ていた。一方、女優のアンジェリーナ・ジョリーは別日にほぼすっぴんの姿で支援に現れたことで王子たちとは対照的だとの声が上がっている。