山口紗弥加&北香那、スナックのママと虜のOLに「こんな形で叶うなんて」「妖艶で美しい!」

2024年3月13日(水)4時0分 マイナビニュース

女優の山口紗弥加と北香那が、4月4日にスタートする中京テレビのドラマ『スナック女子にハイボールを』(毎週木曜25:04〜 ※中京ローカル)にW主演することが13日、明らかになった。脚本は、お笑いコンビ・Aマッソ加納愛子が担当する。
今作の舞台は、夜の社交場として今、若者の間でもブームが再燃している「スナック」。山口は、スナック「マーガレット」で悩み多きOLにお酒と共に人生の酸いも甘いも、手解きするちょっと風変わりなママを。北は、そんな破天荒なママと出会い、スナックでの常連客との交流から、その魅力に取り憑かれるOL・さつきを演じる。
2人を中心にスナックでおかしな常連客を巻き込んだシチュエーションコメディとして展開され、監督は、ドラマ『面白南極料理人』のコメディドラマから、近作の映画『女優は泣かない』ではハートフルな人間ドラマを描いた有働佳史氏が担当。加納は、連続テレビドラマ初の単独オリジナル脚本となる。
コメントは、以下の通り。
○■山口紗弥加
「いつか、スナックやりたいね」「あんたがママで、私がチーママ」下戸のくせ、女ふたりで酔っ払っては本気と戯言が半々の酒場の夢を語り合った時代がありました。仮に今、その夢を果たせるだけの体力があったとして、実現する情熱があるかというと、やはり戯言。年齢を重ね、コロナ禍を経て、お酒とも友人とも疎遠になり泡になったあの夢が、こんな形で叶うなんて…。なりたかったチーママではないけれど、感慨を込めて「ママ」を演じる毎日です。とはいえ、浸っている余裕はありません。加納さんの脚本は"未知との遭遇"であり、“可能性”でしかなく、役者として、人間としての深さを測られているような恐ろしさを感じます(笑)。膨大な台詞量に息切れしつつも、紡がれる言葉ひとつひとつが愛おしく、リズムは心地よく、現場に笑顔が絶えないのはこの脚本があってこそ。スナック「マーガレット」に集う人々の悲喜交々をぜひ、お酒とともに愉しんでいただけたら。
○■北香那
脚本がとにかく面白くて、芸人さんの凄みを感じました。コント、演劇の要素を多く含み、ドラマのイメージを覆す新鮮味あふれる作品になるのでは…!と、撮影を非常に楽しみにしておりました。
撮影現場では、キャストの皆さんが会話のテンポを上手く作ってくださるので、そこに自然に乗っていける安心感があり、ものすごく自由な状態で役を演じさせてもらっています。
ややアドリブ合戦になっていて、撮影のたびに笑いを堪えるのに必死です。
そして、山口紗弥加さんのスナックのママが、とにかく妖艶で美しい!
実際にスナックで楽しんでいるような気分で撮影をさせてもらっています。
その雰囲気を、視聴者の皆様にも存分に味わっていただきたいと思います。
○■加納愛子
このたびはじめて連続ドラマのオリジナル脚本を担当させていただきました。
世代や立場を超えた直接的な交流が希薄なこの時代、スナックを通じて人と人が関わっていくことの面白さや、コミュニケーションの可能性を、期待も込めて書かせていただきました。
会話において「んなアホな」もあるけど、でもちょっとだけ現実でもあったらな〜と本当に願ってたりして、知らんけど、知らんのかい、というのが今回の私とママとの距離です。
山口紗弥加さん、北香那さんをはじめとする素晴らしいキャストの方々や、頼もしいスタッフの皆さんによって、自分の脚本に魔法をかけてもらったような、今まで感じたことのない喜びを感じています。オンエアがとても楽しみです。
日常のちょっとした憩いに。4月からスナック「マーガレット」でお待ちしています。
○●ストーリー
日々の会社勤めに辟易としているOLさつき。今日も退勤後に上司の部長から大量の業務連絡がスマホに…。
そんな日常に癒しを求めて最近少しハマっている「スナック」通い。以前からに気になっていた店「マーガレット」に今夜はたどりついた。扉を開けると、風変りなママとカウンターには常連客が酒を肴に取り止めもない話で盛り上がっている。優しいママの誘いでさつきもその輪の中に徐々に溶け込んでいく。
と、そんな心地良い空間を楽しむ間も無く、さつきに大事件が勃発!仕事で重大なミスを犯したのだった。
鳴り止まない上司からの電話……店内ではママと常連客も心配して右往左往。そして、1人の常連客が思いついた奇想天外な方法でこの難局を打破しようとさつきとママと常連客たちが奮闘する!?その結末は…。
そして何よりもママの醸し出す雰囲気、仕草、発せられる言葉の虜になるさつき。しばらくスナック「マーガレット」に通う日々が続きそうだと思いながら、今夜は終電間際、家路に向かうのだった。
【編集部MEMO】
加納は今回のオファーに「ちょっと私の務まるのかな…という気持ちでした。今まではコンビで2人しか動かしてこなかったところを、たくさんの出演者の方のセリフを書かせていただくということで不安のほうが大きかったんですけど、コメディは一応本業ですので、自分の良さも生かしながら書き進めてきました」と語っている。
(C)CTV

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