牧野真莉愛「まだまだモーニング娘。はやめられない」 11年目の決意明かす

2025年3月19日(水)18時0分 マイナビニュース


2月2日にソロとして自身10作目となる写真集『Maria 24 tuoi』(ワニブックス)を発売したモーニング娘。’25の牧野真莉愛。昨年9月にはモーニング娘。加入10周年を迎え、グループでの活動に加え、グラビア・バラエティ番組など様々な分野で注目を集めている。
後編となる今回は、牧野にモーニング娘。としてのこれまでの10年を振り返り、写真集の撮影を重ねたことで起こった意識の変化や、24歳を迎えて改めて思ったという“決意”について語った。
○1st写真集発売から9年以上で撮影の意識に変化
——初めて写真集を発売した頃から、ご自身の中で変わったと思う部分はありますか?
めちゃめちゃあります! 身長も大きくなったし、出せる表情も変わりました。9年以上経っているので、撮影中の意識もだいぶ変わってきたのかなと思います。
最初の頃は意識することも何もわかっておらず、とにかくガチガチでした。そこから、どこをどう意識したら、きれいに映るのかということを考える時期があって、毎回写真集で出るたびに「このときはもう少しこういう表情をしたらよかったかな」「こういうポージングをした方がよかったな」と反省していました。
ただ、最近は一周回って、意識してやっていたことを無意識でやる、考えずにやれた方がいいと思うようになってきて、より撮影が楽しくなってきています。ある意味、自然体というか……前は全部ガチガチに考えないと! と思っていたけど、それを「意識しないでやる」のが今の課題でもあり、楽しいところでもあります。
——「考えてやる」から「意識しないでやる」に変わったきっかけはあったんですか?
いちばんはキューバで撮影した18歳のときの写真集『Maria 18 anos』。私にとって写真集の撮影は、コンサートをやるのと同じくらいのエネルギーを消費することで、全集中で客観的に求められていることをすごく考えていました。そうやって意識してやらないと絶対に良くなるものではないと思っていたんですが、『Maria 18 anos』の撮影で1つ自分の中で限界突破できた感覚があって、それが今の自分に繋がっています。
——逆に変わっていない部分はありますか?
中身が変わってなさすぎます(笑)。アインシュタインさんと一緒にラジオをやっているんですが、「こんな24歳いないよ」「ずっとこのままでいそう」と言われます(笑)。
○先輩メンバーの卒業「課題もたくさん出てくると思う」
——グループ活動についても伺いたいのですが、この春ツアーでリーダーの生田衣梨奈さんが卒業されることを発表しており、グループの中でも後輩が多いポジションになります。
これまで石田亜佑美さんと小田さくらさんとよくステージ上のパフォーマンスについて話すことが多かったんです。石田さんが卒業されて、まだ少ししか経っていないですけど、小田さんがパフォーマンスのことを言ってくださることが多いので、今は私が小田さんを支えなきゃという気持ちになっています。小田さんと2人で話す機会も増えましたし、単独ツアーが始まったら課題もたくさん出てくると思うので、これからもっと話したいと思っています。
——メンバーの卒業で後輩メンバーの変化を感じることはありますか?
石田さんが卒業されてから、ダンスのフォーメーション修正のときに後輩たちから気合いを感じるところが多くなりました。私も気を引き締めたいなと思いました。
○モーニング娘。として11年目の現在
——頼もしいですね! 昨年9月でモーニング娘。加入から10年が経って、今まさに11年目を過ごしてる牧野さんですが、10年間を振り返ってみて長かったですか? それとも短かったですか?
あっという間の毎日でモーニング娘。として必死に活動していたら10年経っていたという印象です。モーニング娘。になりたては、ふわふわしていて、モーニング娘。になれた! という夢見心地な感覚だったんですが、実際に活動が始まると、最初の3年間がかなり大変でした。これはモーニング娘。に加入するメンバーみんなが経験することだと思います。
——それはやはり曲が多いから歌やダンスを覚えるのが大変ということですか?
そうです! 学校に通いながら、モーニング娘。として覚えることもやることも多くて、今までやっていないような新しいことも多いので、毎日頭がパンパンでした。
——少しずつ慣れていくしかないですよね。
私はダンスを覚えるのにも他の人の倍の時間かかるタイプなんですが、それを理解してから活動に対して少し気持ちの余裕ができて。そこから覚えるだけじゃなく、細かい部分の意識もできるようになりましたね。
○24歳を迎えて「まだモーニング娘。として、できていないこともたくさん」
——今年24歳になられて、20代も折り返しを迎えた牧野さんですが、残りの20代はどんな風に過ごしていきたいですか?
できるなら、自分が元気な限りモーニング娘。で活動できたらいいなと思います。ちゃんと先のことを考えていなかったんですが、先日、伊集院光さんとお話ししていたときに「私がモーニング娘。になりたくてなったから、先のことを考えていないんです」と話したら、伊集院さんが「いつ明日が来なくなるかもわからない仕事だから、今やっている目の前のことをがんばっていたら、長く続くんじゃない?」とおっしゃっていて。そう思いたい自分もいたので、「よかった」とほっとしたのと同時に、今やっている活動をがんばりたいとも改めて思ったので、これからも目の前のことがんばって過ごしていけたらいいなと思います。
まだモーニング娘。として、できていないこともたくさんありますし、もっとよく自分が良くなりたいと思う部分もたくさんあるので、まだまだモーニング娘。はやめられないと思っています。もちろん、ずっといれるわけではないと思うし、限られた時間かもしれないですけど、まずは目の前のことをがんばりたいなと思います。
■牧野真莉愛
2001年2月2日生まれ。愛知県出身。2014年、モーニング娘。に12期生として加入。特技はバレエ、習字、絵を描くこと、あひる口。趣味はプロ野球観戦。2021年4月から「西尾市シティプロモーション特命大使」を務める。コンサート『モーニング娘。'25 コンサートツアー春 ?Mighty Magic?』が3月15日よりスタートした。また、ソロ10作目の写真集『Maria 24 tuoi』が発売中。

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