待ちきれない!『ドクター・ドリトル』を存分に楽しむための名作をピックアップ

2020年3月21日(土)12時15分 シネマカフェ

『ドクター・ドリトル』 (C) 2019 Universal Pictures. All Rights Reserved. (C) 2020 UNIVERSAL STUDIOS and PERFECT UNIVERSE INVESTMENT INC. All Rights Reserved.

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主演のロバート・ダウニー・Jr.に加え、エマ・トンプソン、ラミ・マレック、オクタヴィア・スペンサー、マリオン・コティヤール、レイフ・ファインズ、セレーナ・ゴメスなどがボイスキャストを務める『ドクター・ドリトル』。日本語吹替え版キャストも石田ゆり子八嶋智人、「霜降り明星」ら人気キャストたちが決定し、藤原啓治、小野大輔、朴ロ美、中村悠一、斉藤壮馬、花澤香菜、沢城みゆきなど超豪華なプロ声優たちと共演する。



自宅で過ごす時間が長いいまこそ、最新作『ドクター・ドリトル』を存分に楽しむための予習にオススメの過去の名作を大特集。キャスト繋がりのシリーズ作品のほか、キュートな動物たちに癒される作品、自宅にいながら冒険気分が味わえるような作品など、最新作の『ドクター・ドリトル』の鑑賞前にピッタリな映画をピックアップした。


ダウニー・Jr.とトムホの絆に注目『アベンジャーズ/エンドゲーム』ほかMCU作品
まずは、ロバート・ダウニー・Jr.が中心となって牽引した、アメコミキャラクターに基づくマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)から。ダウニー・Jr.が主人公のトニー・スターク/アイアンマンを演じた『アイアンマン』(2008)からスタートし、その名を世界中に広め現在の人気を確立していった。その後も『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)など様々なヒーロー作品が登場し、クロスオーバー作品『アベンジャーズ』(2012)にて最強のヒーローたちが全員集結、その後も“アベンジャーズ”によるシリーズが展開されていくことに。

同シリーズ第16作品目の『スパイダーマン:ホームカミング』では、トム・ホランドがピーター・パーカー/スパイダーマン役を務め、劇中ではトニーとピーターの師弟関係が描かれた。その後も『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』と共演した2人の絆は、役柄を超えてダウニー・Jr.とトムの間にも築き上げられていった。シリーズ終了後、ダウニー・Jr.が初めて出演を決めたのが『ドクター・ドリトル』のドリトル先生役であり、本作にはトムもドリトル先生に忠実な猟犬・ジップ役の声で再共演。この『アベンジャーズ』シリーズをきっかけに強い絆で結ばれた2人が、本作では種族の壁を越えてどのような掛け合いを見せてくれるのか、期待が高まる。


また、日本語吹替え版では、アイアンマンの声も担当し、ダウニー・Jr.の声優でお馴染みの藤原さんがドリトル先生役、そしてクリス・エヴァンス演じるキャプテン・アメリカの声を担当した中村さんが、ドリトル先生に助けてもらった過去を持つ冷え性のシロクマ・ヨシ役を演じており、声優キャストも『ドクター・ドリトル』で再共演! 声優ファンたちも必見だ。

冒険のワクワクを思い出す!『グーニーズ』(1985)
おちこぼれの親友4人組が、伝説の海賊が隠した財宝を探す旅へ出る冒険映画の代表作品。海賊の伝説が残る海辺の田舎町・グーンドックを舞台に、主人公で喘息持ちのマイキーと、いつも口が災いの元になるマウス、食いしん坊でおっちょこちょいなチャンク、イジメっ子撃退を目的とした発明家のデータたち4人は、“まぬけ”な連中という意味と、”グーンドック(いも波止場)”の町の名をひっかけた悪ガキ軍団“グーニーズ”として楽しい毎日を過ごしていた。

しかしマイキーの家は多額の借金をしており、明日までにお金を返さなければ立ち退かなくてはならないことに…。家を守るため、仲間が離れ離れにならないためにはお金が必要だと考えている中、マイキーと3人の少年たちは屋根裏部屋で伝説の海賊・“片目のウィリー”が遺した宝の地図を発見! ギャング一家に追われながらも、隠された財宝を探しに冒険に出発するが…。ハラハラドキドキがやまない展開に、夢中になること間違いなしの1作。

『ドクター・ドリトル』をひと足先に鑑賞した方々からは、ドリトル先生とユニークな動物たちが伝説の果実を求めて大海原へと旅に出る様子に、『グーニーズ』を観たときのワクワクを思い出したとの声も。同じく子どもから大人まで楽しめる冒険映画の代表作である『グーニーズ』を観て、いち早く冒険気分を味わってみては?


エディ・マーフィ主演の傑作『ドクター・ドリトル』(1998)もチェック
1998年公開の『ドクター・ドリトル』は、ヒュー・ロフティング原作の児童文学作品「ドリトル先生」シリーズから、”動物と会話が出来る医師“ジョン・ドリトルという主人公の設定を借りた全く新しいコメディ映画。エディ・マーフィが演じる医師のジョン・ドリトルは妻と2人の娘と幸せに暮らし、自身が院長を務める病院が大病院と合併になる話が舞い込むなど極めて順風満帆な毎日を送っていた。そんなある日、ドリトルは1匹の野良犬を轢いてしまい、心配そうに様子を見に行くと、野良犬から「気をつけろ!マヌケ野郎!」と怒鳴る声が! 

この事故をきっかけに、ドリトルは動物と会話ができる能力を持っていたことを思い出し、周囲の動物たちの話す声が再び聞こえるように。その後、娘が飼っているモルモットや怪我をしたフクロウと会話を重ねながらも、その能力を受け入れられずにいたが、怪我を治療してもらったフクロウの口コミで集まってきた動物たちの治療を心に誓うドリトル先生だったが…。

突如、動物の声が聞こえるようになるという夢のような世界を、エディのコミカルな演技と、多種多様な動物たちとの心温まるふれあいでユーモラスに描いたアニマルコメディの傑作。2020年版とは異なるコメディストーリーだが、最新作にも共通しているドリトルとキュートな動物たちとの掛け合いを楽しんでみて。


家族で楽しめる壮大なアクション・アドベンチャー『ドクター・ドリトル』(近日公開)
新たな『ドクター・ドリトル』は、エディ・マーフィ主演の1998年版と同様に100年間も愛され続けてきたヒュー・ロフティングの世界的ベストセラーに基づき、ロバート・ダウニー・Jr.が動物と会話ができる名医・ドリトル先生に。


ドリトル先生は重い病に倒れたイギリス女王を救うため、助手のスタビンズ少年に加え、頑固なオウムのポリネシア、臆病で内気なゴリラのチーチー、うっかり者のアヒルのダブダブ、皮肉屋なダチョウのプリンプトン、シロクマなのに冷え性なヨシなど個性豊かな動物の仲間達と“エデンの樹”の果実を求め伝説の島へと冒険の旅に出航! 物語もより小説版に沿い、老若男女誰もが楽しめるアクション・アドベンチャーとなっている。

現在でも小学校の推薦図書などに選ばれる児童文学の名作に基づきながら、動物と会話ができる夢のようなストーリーとクオリティの高いCGで制作された壮観な映像は、きっと大人も子どものころのワクワクを思い出すことができるはず。


『ドクター・ドリトル』は近日公開。

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