高野洸・藤岡真威人・阪本奨悟・永田崇人、新選組主要隊士役に『君とゆきて咲く』

2024年3月25日(月)5時30分 マイナビニュース

俳優の高野洸・藤岡真威人・阪本奨悟・永田崇人が、前田拳太郎と奥智哉がW主演を務める、テレビ朝日の“シン・時代劇ドラマ”『君とゆきて咲く〜新選組青春録〜』(4月24日スタート 毎週水曜24:15〜※一部地域除く)に出演することが25日に明らかになった。
○■シン・時代劇ドラマ『君とゆきて咲く〜新選組青春録〜』
テレビ朝日の「スーパーバラバラ大作戦」枠に誕生する『君とゆきて咲く〜新選組青春録〜』は、手塚治虫氏の隠れた名作『新選組』を初映像化するシン・時代劇ドラマ。2人の若き隊士、鎌切大作と深草丘十郎は、熱い友情で結ばれながらも、時代の波に翻弄され、やがて白刃を交えることに……友情、裏切り、時代、陰謀といった彼らがたどる過酷な運命、幕末という混沌の時代を閃光のごとく駆け抜け、はかなく散っていった新選組隊士たちの青春を『美しい彼』シリーズで知られる気鋭の脚本家・坪田文氏と、『未来への10カウント』(テレビ朝日)でメガホンを取った河合勇人氏が描き上げる。斬新な殺陣パフォーマンスやこれまでの時代劇にはない流麗な“剣舞”も織り交ぜ、ニュースタイルの時代劇を創出する。
○■高野洸・藤岡真威人・阪本奨悟・永田崇人が新選組を演じる
このたび、ミュージカルや舞台などで活躍する実力派俳優たちが、実在した新選組の主要メンバーを演じることが発表された。新選組局長・近藤勇として作品世界に降り立つのは、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ、舞台『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』シリーズなどで知られる高野洸。昨年は舞台『キングダム』で主人公・信を演じるなど常に進化を続ける高野が、豪放磊落ながら用心深い一面もあわせ持つリーダー・近藤になりきる。
美しき天才剣士・沖田総司には、舞台『西遊記』やドラマ『クールドジ男子』(23年/テレビ東京)など話題作に次々出演し存在感を放っている藤岡真威人がふんする。“鬼の副長”土方歳三を演じる阪本奨悟は、ミュージカル『テニスの王子様』シリーズの4代目・越前リョーマ役でブレークし、ミュージカル『刀剣乱舞』、演劇調異譚『xxxHOLiC』などに出演。昨年上演の『舞台「鬼滅の刃」其ノ肆 遊郭潜入』では主演を務めるなど、俳優としても縦横無尽の活躍を見せるシンガーソングライター。大作や丘十郎ら新人隊士のお目付け役・山南敬助には、昨年だけでも舞台『眠くなっちゃった』、『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』、ミュージカル『バンズ・ヴィジット 迷子の警察音楽隊』、ドラマ『私と夫と夫の彼氏』(テレビ東京)など注目作品に立て続けに出演、今年は1月クールのドラマ『推しを召し上がれ〜広報ガールのまろやかな日々〜』(テレビ東京)でも話題を集める俳優・永田崇人が決定した。
この『君とゆきて咲く〜新選組青春録〜』は、2クール連続放送が決定。公開されたポスタービジュアルには、まだ発表されていない5人も花びらで隠されて登場している。さらに、作品のメインキャストのひとりを選出すべく展開してきたオーディション企画『人生が変わる、シン・時代劇オーディション「真剣 SHINKEN」〜新選組への道〜』は、4月3日の放送(24:21〜)で最終候補者が決定し、4月10日(24:15〜)の放送でオーディション合格者が発表される。
○■高野洸(近藤勇 役)コメント
——出演が決まった際の率直な感想を教えてください。
まずは、新選組の主要人物を演じられることをとても光栄に思いました。しかも、この作品は若手で挑戦できるのが“肝”。そこに僕も参加できるのがうれしかったです。自分も“ちょっとトシを取ったなぁ”と思えるくらいフレッシュな俳優さんたちがたくさんいる中で、近藤勇という役柄をしっかり務めたいなと気合を入れつつ、撮影を心待ちにしていました。
——ご自身の役柄の印象や、演じる上で意識していることを教えてください。
情に厚く仲間思いの人であり、自分の信念を大事に生きた、生真面目な男だと感じています。みんなを引っ張っていくという部分では普段の自分よりも“ボス”らしくビシッとすることを意識し、この作品ならではの新しいスタイルとのバランスを取りながら演じています。
——時代劇ならではの難しさ、面白さはどのようなところでしょうか?
いちばん難しいのは、所作ですね。新スタイルの時代劇とはいえ、その時代を生きた人物を演じるからにはしっかりバックボーンが見えるように演じたいと思っているので……。一方で、この作品は見解や視点がこれまでの新選組作品とは異なっているのでワクワクします。衣装もゴージャスで、そういうところも新しい要素だと思って楽しんでいます。
——撮影現場の雰囲気はいかがですか?
明るくて楽しい現場です。監督は妥協なく演出をつけてくださいますが、とても柔らかい方ですし、スタッフさんも多忙なのに心に余裕を持つ人間的に大きな方ばかり。俳優陣もみんなストイックで上を目指して頑張っているのが伝わってくるので、僕も日々、刺激を受けています。
——視聴者のみなさまへメッセージをお願いいたします!
面白いものができるぞという予感を現場でひしひしと感じるので、僕自身とても楽しみにしています。近藤勇として忠誠心を大切に演じ、殺陣シーンもみどころになるよう、攻めていきます!
○■藤岡真威人(沖田総司 役)コメント
——出演が決まった際の率直な感想を教えてください。
まずは大河ドラマをはじめ、さまざまな作品で扱われてきた新選組という大きな題材に関われるのがうれしかったですね。また、僕自身、ずっと時代劇をやってみたかったので、伝統ある東映京都撮影所でこんな大型作品に挑ませてもらえるなんて本当に感激でした。同時に、同じぐらい緊張感、責任感も芽生えましたが、とにかく頑張ろうと決意しました。
——ご自身の役柄の印象や、演じる上で意識していることを教えてください。
沖田総司は新選組の中でも大好きな隊士だったので、まさか自分が演じられるなんて思ってもいませんでした。しかも、沖田は新選組最強といわれた剣士。殺陣では“別格さ”を出すべく、舞のように美しい剣さばきをアクション監督と相談しながら作っています。ひとりで夜桜の下で剣の稽古をするシーンでは、はかなさが垣間見えるよう意識しながら演じました。
——時代劇ならではの難しさ、面白さはどのようなところでしょうか?
衣装も言葉遣いも所作も現代劇とはまったく違うので、自分で時代劇作品を見たり、現場で所作指導を受けたりと勉強しています。いちばん難しいのは日常の動き。衣装のたもとの扱い方や歩き方、一挙一動すべてに意識を張っていないと今っぽさが出てしまうので……。若手キャストが集まって現場もフレッシュですし、同世代と一緒に自分がやりたかったものを撮影できるのが楽しい。殺陣もかっこよく、リアルに迫力ある映像が撮れたなと思うとうれしいです。
——撮影現場の雰囲気はいかがですか?
すごくいいですね。演者さんもスタッフさんも含めて撮影チームは仲がいいです。でもアクションシーンはカット割りが多く体力も使うので、そこは各部署それぞれが真剣にやっている。しっかり熱中するシーンと和気あいあいとしたシーンとのメリハリがきちんとある現場だなと思っています。
——視聴者のみなさまへメッセージをお願いいたします!
このドラマは時代劇の良さもありつつ、歌やダンスなど今の時代に合わせた要素も入った挑戦的な企画。時代劇を初めて触れる方も楽しく見られる作品ですし物語としても面白いので、構えることなく幅広い世代の方に見ていただきたいです!
○■阪本奨悟(土方歳三 役)コメント
——出演が決まった際の率直な感想を教えてください。
もともと新選組の物語が大好きでした。過去にもいくつか新選組を題材にした作品をやらせていただきましたが、この作品は史実に基づきながらもオリジナル要素を取り込んでいるので、新しい新選組が誕生するんだなという楽しみな気持ちがありました。
——ご自身の役柄の印象や、演じる上で意識していることを教えてください。
土方は“鬼の副長”という異名があるほど、厳しい存在。でも、それも新選組を第一に考えてのことだと思うんです。近藤さんをしっかり立てて、そこに自分もついていき、さらにみんなを引っ張っていく……そんな意識を持って演じていきたいと思っています。
——時代劇ならではの難しさ、面白さはどのようなところでしょうか?
時代によって所作が変わってくるのが難しいですね。演じる上で、それらがいつもの動作として人物に染み込んでいるように見せられたら説得力も増してくると思うので、所作指導の先生にひとつひとつ相談しながら撮影しています。時代劇は演じる役者さんによって、その役柄の見え方が変わるところが面白いなと思います。これまでも役者さんや演出によって作品ごとにキャラクターを成り立たせてきたと思うので、僕もこの作品ならではの土方歳三を作り上げたいと思っています。
——撮影現場の雰囲気はいかがですか?
めちゃくちゃ和気あいあいです! 初めて現場に入ったとき、僕自身、構えちゃったところもあったのですが、そういう壁を一切感じさせない空気感があります。誰もが“一緒に頑張っていきましょう”“切磋琢磨していきましょう”という姿勢なので、ものすごくありがたい。僕や永田崇人くんは年上組になると思いますが、崇人くんはみんなの空気を和らげてくれる存在。ムードメーカーとして活躍してくれてとても助かっています。
——視聴者のみなさまへメッセージをお願いいたします!
まずは、新選組の生き様を届けられたらなと思います。多くの方に愛されて、たくさんの俳優さんが演じてきた物語ですが、今回はオリジナルの部分が組み込まれていますので、ほかにはない見ごたえのある作品になるのではないかと僕自身、楽しみな気持ちでいっぱいです。ぜひみなさんも一緒に楽しんでいただけたらと思います。
○■永田崇人(山南敬助 役)コメント
——出演が決まった際の率直な感想を教えてください。
新選組が大好きなので、ひたすらうれしかったです。新選組を描いたドラマに一度、出演したことがあるのですが、そのときは隊服を着る役柄じゃなくて……。今回は山南敬助として隊服を着ることができてものすごくうれしかったですね。
——ご自身の役柄の印象や、演じる上で意識していることを教えてください。
山南は文武両道で、頭もよく剣術の達人。人柄としては柔らかい物腰の中に鋭さを秘めている……というような印象を持っていました。でも今回は、メンバーとのバランス的にも“口うるさいおばちゃん”というイメージで山南を演じています。あとは、作品内の“箸休め”的存在になれたらとも思っているんですよね。撮影前に、“どんなことでもしっかりできる人”と“しっかりできる風なのにどこか抜けている人”とどちらがいいですかと監督に聞いたら、“キミは抜けてる方がいい”とおっしゃったので、だったらそこを伸ばそうと思って、隙あらば何かやっています(笑)。
——時代劇ならではの難しさ、面白さはどのようなところでしょうか?
難しいのは、外来語が使えないことですね。アドリブでつながないといけないときに「OK」などという言葉は口にできないので……。みんな所作に苦労していますが、僕の役柄はそこまで厳しくないんですよね。所作指導の先生から「山南さんは別にいいや」といわれることもあるぐらいです(笑)。
——撮影現場の雰囲気はいかがですか?
ものすごくいいです! 監督はチャレンジしたらそこをきちんと見てくださる方なので、「こういうことやってみていいですか?」「こういうのはどうですか?」と提案しやすい現場です。この作品では僕が年上の方なので、率先して臨んでいきたいです。主演の2人ともよく話しますが、2人ともすごくかわいい! 特に拳ちゃん(=前田拳太郎)はいつも「山南さん、好きなんですよねー」と言ってくれるのでかわいくて仕方がないです(笑)。
——視聴者のみなさまへメッセージをお願いいたします!
この作品は、いわゆる難しい時代劇ではありません。右を見ても左を見てもイケメンばかりでビジュアルも美しいですし、脚本家の坪田文さんが登場人物の愛らしさを上手に描いてくださっています。SFやファンタジー的な見方をしても楽しめますし、興味がある人は時代背景を追っていけばさらに面白くなります。とにかく斬新で今までにないドラマですので、ぜひ第1話を見てみてください!
【編集部MEMO】
文久3(1863)年、京都——。お人好しの父・七也が営む小さな茶屋で働く深草丘十郎(奥智哉)は慎ましくも誠実に日々を生きていた。ところがある夜、その穏やかな日常が一変。店に逃げ込んできた佐幕派藩士をかくまった七也が、長州藩士の庄内玄悟に斬り殺されてしまったのだ。怒りに震える丘十郎は庄内ら一味を追うべく店を飛び出すが、そこに現れたひとりの男が丘十郎の思いを引き取るかのごとく藩士のひとりを鮮やかに斬り捨てた。彼は壬生浪士組局長・近藤勇(高野洸)と名乗り、丘十郎に「お父上の勇気に感謝する」と弔いの言葉をかけて去って行った。逃げた庄内への復讐を誓う丘十郎は、壬生浪士組への入隊を決意。隊士募集の張り紙を頼りに入隊試験の会場に乗り込むが、集まったのは渋皮喜平(簡秀吉)をはじめ、いずれも腕に覚えのある実力者ばかりで、刀を持つことすらおぼつかない丘十郎は試合に臨んでもまったく歯が立たない。それでも入隊をあきらめきれない丘十郎は、沖田総司(藤岡真威人)の指示により、応募者の中でも群を抜く剣の達人・鎌切大作(前田拳太郎)と対戦することとなるが……!?

マイナビニュース

「新選組」をもっと詳しく

「新選組」のニュース

「新選組」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ