『007』元ボンド・ガール女優、タニア・マレットが死去

2019年4月2日(火)11時55分 シネマカフェ

タニア・マレット (C) Getty Images

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『007 ゴールドフィンガー』でボンドガールのひとりを演じたタニア・マレットが亡くなった。享年77。「ジェームズ・ボンド」のツイッターアカウントが「『007 ゴールドフィンガー』でティリー・マスターソンを演じたタニア・マレットが亡くなったと聞き、大変残念に思います。私たちは、ご家族やご友人とともに悲しみを分かち合います」とツイートした。


16歳のときにモデルデビューし、順調にキャリアを築いていったタニア。「Guardian」紙によれば、22歳のときに『007 ロシアより愛をこめて』のボンドガール、タチアナ役のオーディションを受けたが落選。しかし、次作『007 ゴールドフィンガー』でティリー役をゲットした。以降、女優としてクレジットされている映画はこの1本しかなく、1976年にテレビドラマ「The New Avengers」(原題)に出演したものの、クレジットされない端役だったようだ。

女優業は「1週間分のギャラがモデル業の1日分より少ない。ひどかった」といい、映画の撮影中は旅行や乗馬という彼女の趣味が制限されてしまうこともあって、モデル業に専念したため。また、モデルとして「小さなスタジオでカメラマンやアシスタントと仕事をする方が、心地よい」とも語ったこともあるという。

タニアは女優ヘレン・ミレンのいとこであり、ヘレンは自伝で彼女について「ありえないほど美しくてやさしい」、「義理堅くてとても心の広い人」とつづっていた。

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