シャー！プルプルプル…「薬屋のひとりごと」追い詰められた猫猫のネコ耳ヘアーがかわいい

　アニメ「薬屋のひとりごと」の主人公・猫猫（マオマオ／CV：悠木碧）は、その名の通りネコのようにデフォルメされて描かれることがある。好奇心で目をキラキラさせる姿もキュートだが、壬氏（CV：大塚剛央）にいたずらをされて警戒心MAXになる猫猫もまたかわいい。

【映像】髪の毛が逆立ってネコ耳になった猫猫（14分39秒ごろ〜）

　「薬屋のひとりごと」は、日向夏氏による同名のライトノベルが原作のアニメ作品。月刊誌2誌でコミカライズもされ、シリーズ累計発行部数は4000万部を突破している。TVアニメは2023年10月より2クール連続で放送され、後宮で“毒見役”として働くことになった猫猫による推理劇や、猫猫と美形の宦官・壬氏とのコミカルなやりとりなどが人気を博し大きな話題となった。2025年1月からは第2期が放送されている。

　ドライな性格の猫猫は、普段は無口で気だるげな表情を見せることが多い。第10話では、そんな猫猫が威嚇するネコのような姿になった。猫猫が壬氏に依頼された調査の報告をしたところ、壬氏から「及第点だな」と評価される。一方で壬氏は「いい子にはご褒美をあげないとね」と蜂蜜の壺を持って猫猫に近づいてきた。

　猫猫は「遠慮します」と本気でのけぞったが、壬氏はいたずら心から蜂蜜を指ですくい猫猫に舐めさせようと迫る。猫猫は思わず叫びそうになりながらさらに震え上がり、「こいつ、顔がいいから何をしても許されると思っている！」「そういえばそういう変態だった」と過剰なスキンシップにドン引き。

　調子に乗った壬氏は猫猫が嫌がるのも構わず、微笑みながら蜂蜜のついた指を彼女の顔に近づけた。追い込まれた猫猫は、ネコ耳を生やしプルプルと震えながら壬氏を睨みつけた。「お偉方でなければ股間を蹴って……いや、ないものは蹴っても仕方ない」「命令と割りきるか、尊厳のため逃げ出すか……！」とギリギリまで抵抗を続けた猫猫。不憫だが小さなネコのように嫌がる姿もかわいらしい第10話だった。

(C)日向夏・イマジカインフォス／「薬屋のひとりごと」製作委員会