トラウマ必至!? 『マンティコア』監督の原点『マジカル・ガール』1週間限定の凱旋上映へ

2024年4月4日(木)16時0分 シネマカフェ

『マジカル・ガール』Una produccion de Aqui y Alli Films, Espana. Todos los derechos reservados©︎

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日本の漫画、アニメ、映画をこよなく愛する鬼才カルロス・ベルムト監督の最新作『マンティコア 怪物』の日本公開を記念して、ベルムト監督の劇場デビュー作『マジカル・ガール』(14)がシネマート新宿で1週間限定の凱旋レイトショー上映決定、凱旋上映スペシャル映像が解禁となった。

日本のアニメ「魔法少女ユキコ」の大ファンでコスチュームを着て踊ることが夢という、余命わずかな少女アリシアと、娘の願いを叶えるために奔走する失業中の父の予期せぬ物語を描いた『マジカル・ガール』は、日本公開時も“トラウマ必至の映画”、または“究極の鬱映画”として熱狂的なファンを産み出した傑作。

スペインの巨匠ペドロ・アルモドバルが「宝石のような映画。私はこの映画を猛烈に愛する」と大絶賛し、サン・セバスチャン国際映画祭グランプリ&監督賞をダブル受賞したベルムト監督の劇場デビュー作だ。

日本オタクの鬼才が踏み込む人間の心の禁忌を描いた本作『マンティコア 怪物』とともに、日本テイストが詰まった監督の原点となる『マジカル・ガール』を堪能できる機会。4月16日(火)の上映後には、ヴィヴィアン佐藤(映画批評家/ドラァグクイーン)と樋口毅宏(作家)によるトークイベントも実施予定。

解禁となったスペシャル映像では、伊藤潤二(「富江」シリーズほか)の新作漫画を買いに行くことをやたらと深刻に報告する挙動不審な『マンティコア 怪物』のフリアンや、「魔法少女ユキコ」のコスチュームを身に纏った『マジカル・ガール』のアリシアが映し出され、ベルムト監督特有の妙に不穏な空気が流れる、凱旋上映の華々しさは一切ない映像となっている。

なお、凱旋上映来場者には本国版ビジュアルを使用した特製チラシが先着順・数量限定でプレゼントされる。



『マジカル・ガール』は4月12日(金)〜18日(木)、シネマート新宿にて1週間限定の凱旋レイトショー上映。

『マンティコア 怪物』は4月19日(金)よりシネマート新宿、渋谷シネクイントほか全国にて順次公開。

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