「卵子凍結」福利厚生制度に導入 C&R社「自律的なライフプランを設計できるよう」

2024年4月9日(火)16時47分 オリコン

卵子凍結補助を福利厚生制度として導入

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 プロフェッショナル・エージェンシー事業を展開する株式会社クリーク・アンド・リバー社(C&R社)が、2024年から国内社員向けの福利厚生制度として「卵子凍結」の費用補助を導入した。

 同社の正社員は女性比率が47%で、20代・30代の従業員構成比率が71%。女性活躍や女性特有の健康課題を解決するセミナーなどを積極的に開催してきた。

 女性の社会進出が進む中で、晩婚化や少子化が社会問題化。厚生労働省の仕事と不妊治療の両立状況の調査では、働く女性の43%が「仕事と両立できず」と回答している。治療は精神的・肉体的・金銭的負担が大きく、キャリアプランやライフプラン設計にもかかわる。

 卵子凍結補助の福利厚生導入について、同社は「C&Rグループに携わる女性一人ひとりが、自分自身の成功・働きがいの実現に向けた、自律的なライフプランを設計できるよう、また自身のキャリアプラン、ライフプランを考えてもらうきっかけにしてもらうべく、卵子凍結サポートを実施することとしました」と説明する。

 C&Rグループ健康保険組合の加入者及び二親等までの親族について費用を補助。具体的には、セルソース株式会社の「卵子凍結あんしんバンク」と提携し、医療機関を通じて卵子凍結保管受託サービスが特別価格で受けられる。

オリコン

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