藤井聡太名人「一層深い読みや集中力が求められる」初防衛へ抱負/将棋・名人戦七番勝負

2024年4月10日(水)10時0分 ABEMA TIMES

 将棋の藤井聡太名人(竜王、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)に豊島将之九段(33)が挑戦する第82期名人戦七番勝負が4月10日、東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」で開幕した。前日の9日に行われた前夜祭に臨んだ藤井名人は、「最大限集中して読みを深めて、見ていただく方にも楽しんでいただけるような将棋が指せれば」と抱負を語った。

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 初防衛を目指す藤井名人は、「約1年ぶりに椿山荘にやってきまして、いよいよ名人戦が始まるんだなと実感しています」と感慨深い様子。タイトルホルダーとして迎える本シリーズの開幕に向けて闘志を燃やしていた。

 名人戦は、8タイトルの中でも最長の持ち時間で、各9時間の2日制で争われる。藤井名人は「私自身も前期それを初めて経験しましたが、普段の対局と比べてもより一層深い読みや集中力が求められる」ことを実感したという。

 対戦相手は、タイトル戦で5度目の対戦となる豊島九段。過去4期は負けなし、通算成績でも22勝11敗と勝ち越しているものの、2019年度の第77期名人経験者で今期の順位戦A級を7勝2敗で勝ちぬけた強豪だ。藤井名人は、「最大限集中して読みを深めて、見ていただく方にも楽しんでいただけるような将棋が指せればと思っております」と意気込みを語った。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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