ひょうろく、『べらぼう』で大河初出演「初めてのカツラや久しぶりの髪の毛にドキドキ」
2025年4月15日(火)10時8分 マイナビニュース
お笑い芸人のひょうろくが、大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(NHK総合 毎週日曜20:00〜ほか)に出演することが15日、発表された。大河ドラマ初出演で、松前道廣(えなりかずき)の弟で松前藩の江戸家老・松前廣年(まつまえひろとし)を演じる。
江戸時代中期の吉原を舞台に、東洲斎写楽、喜多川歌麿らを世に送り出し、江戸のメディア王にまで成り上がった“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜流星)の波乱万丈の生涯を描く本作。脚本は、『おんな城主 直虎』(17)以来、8年ぶり2度目の大河ドラマとなる森下佳子氏が手掛ける。
ひょうろくが演じる松前廣年は、幼少のころから画を学び、蠣崎波響としての画名も持つ。あることがきっかけで、吉原の大文字屋で花魁・誰袖(福原遥)と出会う。松前藩の繁栄のために尽力するが、自由奔放で非道な兄・道廣とは違い、心根の優しさがあだとなり、のちの松前藩を揺るがしていく…。
ひょうろくは「はじめまして、松前廣年役のひょうろくです。今回初めて大河ドラマに出演させて頂きました。初めてのカツラや久しぶりの髪の毛にドキドキで臨ませて頂きました。廣年さんは江戸家老という身分が高い方で凛としてる部分がちゃんと出せたのか今でも不安です。吉原の女性に翻弄される一面もあり、撮影中“分かるなぁ。。”と他人事とは思えない切なさがありました。周りの演者さんやスタッフさんの凄さに圧倒されてしまいましたが、色んなアドバイスを頂きながら自分なりに一生懸命演技させて頂いてますので是非ご覧になってください」とコメントしている。
また、ある日突然、蔦重のもとに戻ってくる母親・つよを高岡早紀、大田南畝らとともに活躍した狂歌師・元木網(湯屋の主人として、すでに第3回に登場)をジェームス小野田、元木網の妻で、天明期の女性狂歌師・智恵内子を水樹奈々、松前藩第八代藩主・松前道廣をえなりかずき、地本問屋、丸屋の手代・みの吉を中川翼、徳川御三家の紀州藩第九代藩主・徳川治貞を高橋英樹が演じることも発表された。