『からかい上手の高木さん』第3話 「片想い 両想い 急接近〜」なエピソードに「良すぎ」の声

2024年4月17日(水)22時10分 All About

2024年4月16日に放送されたドラマ『からかい上手の高木さん』第3話のストーリーをおさらいしつつ、今後の見どころに迫ります。(画像出典:TBS『からかい上手の高木さん』公式Webサイト)

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『ゲッサン』(小学館)にて連載中の、山本崇一朗さん原作の『からかい上手の高木さん』。2024年5月には永野芽郁さんと高橋文哉さんのW主演で実写映画化が決定しています。
映画へとつながるストーリーが描かれるドラマ『からかい上手の高木さん』(TBS系)が2024年4月2日より放送をスタートしました。今回は4月16日に放送された第3話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。

第3話のあらすじ

朝のホームルーム中、あくびをする西片(黒川想矢)に「夜更かしして先週の『100片』(『100%片思い』という作中の少女漫画)のアニメ繰り返し見てたんでしょ」と話しかける高木さん(月島琉衣)。自分の好きなアニメながら少女漫画が原作であるため隠したい西片、「見てないよ!」と返すも、「『100片』って略すのは知ってるんだ」と早速からかわれてしまいます。

2人は田辺先生(江口洋介)から、毎週木曜の昼休みに図書室の受付をするように伝えられ、場面は図書室へ。「本は読む?」と尋ねる西片に、「西片はあんまり読まなそうだね」と返す高木さん。「漫画は? 『100片』以外は何を読んでるの?」と続け、『100片』を話題に出します。
本を読んでいれば昼休みが早く終わるだろうと、2人はそれぞれ本を取りに行きます。西片が手にしたのは恐竜図鑑。うれしそうに本を開きますが、その瞬間、高木さんに突然声をかけられ「お互いに選んだ本を交換して読もう」と提案されます。
小説を選んだ西片に対し、高木さんが差し出したのはさっきの恐竜図鑑。「楽しそうに手にしてたから」と笑みを向けられ「ばれてたのか……」と肩を落とす西片。小説を受け取った高木さんの表情は、今までよりさらにうれしそうに見えます。
互いに選んだ本を読み始めますが、高木さんは突然西片を見つめ、「私、好きだな。そういう真っすぐな瞳。まるで少年のような心」と言います。動揺する西片をよそに高木さんは、「そう早乙女が言うと……」と続け、朗読してたのかとほっとする西片。
昼休みが終わりに近づき、図書室をあとにする2人。来週は西片も小説読もうよと提案するも「今日西片が持ってきた本以外」と付け足す高木さん。「面白くなかった?」と不安がる西片ですが、どうやらそうではない様子。「だってあんなセリフないってばれちゃうし」と、また西片には届かない距離でつぶやきます。

また別の日、西片は『100片』の新刊を買いに本屋へ行きます。アニメのオープニング曲を口ずさみながら歩いていると、高木さんが登場。西片の口ずさんでいた曲のメロディが違うと言い出し、2人は海辺でイヤホンを分け合って曲を確認することに。距離の近さに緊張し、曲がまったく頭に入ってこない西片。集中しようとするも、高木さんはさらに距離を詰めており、驚きのあまりイヤホンが外れ、サビを聞き逃してしまいます。
結果、高木さんが口ずさんだほうが正解でしたが、何か他にからかおうとしているのでは、と疑心暗鬼になる西片。しかし、高木さんは「一緒にこの曲を聞きたかっただけ」と言います。西片は反省し、再びイヤホンを耳に付けますが、曲はイヤホンからではなく高木さんのスマホスピーカーから流れます。「もしかして、また2人で1つのイヤホンで聞きたかった?」とからかい、ふたたびイヤホンをつけ、もう片方を差し出します。

1つのキーワードでつながるストーリー

今週は原作漫画1巻の「本屋さん」から登場する『100%片思い』という作中の少女漫画を軸に、11巻の「図書委員」や15巻の「サビ」などのエピソードが登場しました。原作とは“別のアニメの曲”を“神社の境内”で聞いているという違いはあるものの、『100%片思い』という作品をキーワードに、原作では個別になっていたストーリーを、巧みにひと続きのストーリーへと昇華していました。
X(旧Twitter)では、「片 想い 両 想い急接近〜 が頭から離れなくなりました」「10年後も100%片想い聞いてるのかな」「またずーっとキュンキューン♪しながら見ちゃった。 イヤホンのやりとり良すぎ、良すぎ」などのコメントが寄せられています。
また、「俺この実写版みて高木さんがマジでからかい上手なんだって実感したよ…」というコメントもありました。筆者も感じていましたが、3次元というより近い環境で表現される高木さんのからかいは、ちょっとイラっとするのにまったく嫌みがなく、西片の反応を見て楽しむ様子など、静止画では表現が難しい細かな表情変化もしっかりと描写されています。
漫画やアニメでイメージ付いていた“高木さん”とは少し表現が異なる気がするものの、月島さんの演技が良く、また原作を本当によく噛み砕いて、実写でも違和感なく楽しむことができる作品づくりがされているのだなと感じました。
4話の予告では、一気に冬の装いに。「今年最後の勝負をしない?」という西片のセリフからも分かるとおり、年末年始のエピソードが展開されるようです。次回もどんな「からかい」が出てくるのか楽しみですね。
(文:芦野 秋)

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