2度目の戴冠に王子が立った!内川幸太郎、ついに復活 約4カ月ぶりトップ「いい風、波に乗れる」/麻雀・Mリーグ

2024年4月17日(水)7時0分 ABEMA TIMES

 サクラの貴公子が、久しぶりにMリーグの舞台で表情を崩した。4月16日、プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2023-24」の第1試合では、KADOKAWAサクラナイツの内川幸太郎(連盟)が登板し、約4カ月のトップを飾った。

【映像】内川、4カ月ぶりトップを決める親の満貫シーン

 内川はレギュラーシーズン、▲204.8ポイントで個人成績31位。セミファイナルシリーズでも4月8日の第1試合ではアガリなしで4着と、向かい風が吹き続いていた。当試合は起家からKONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)、渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)、内川、赤坂ドリブンズ・浅見真紀(最高位戦)の並びで開局。内川は東1局、「現状、松(松本)も高宮さんもマンズ待ちは否定できない」「一万を打っておけば放銃にならない」といった思考の末、様々な選択がある中で、鳴きからの四・七万待ちで清一色の満貫・8000点を獲得した。

 東2局でも白・対々和の5200点、親番の東2局でもリーチのみの2000点、南4局2本場でもリーチ・ツモ・平和・赤の5200点(+600点、供託1000点)を加点。頭一つ抜け出すも、南1局では親の高宮が満貫・1万2000点、跳満・1万8000点と連続でアガり、トップ目に立たれてしまった。

 「これ、トップを取れなかったら、どうなることやら…」。それでも内川は「戦わなきゃいけない局面になった」と、シフトチェンジ。テンパイ流局で迎えた親番の南3局2本場でリーチ・ツモ・平和・赤・ドラの満貫・1万2000点をアガり、そのままトップで試合を終えた。

 勝利は昨年12月18日以来だ。「あけましておめでとうございます」。内川は勝利者インタビューで「ようやく今年が始まりましたね」と苦笑。「いつかはトップが来ると思っていたんですけど、それでも1月が過ぎ、2月が過ぎってなるとね、だんだん苦しくなってきましたね」と心境を吐露した。「サクラナイツのファンの皆様、大変お待たせしました。ようやく自力でトップを取ることができました」。これで4月15日の第2試合に続いて、チームは連勝。「チームは先日から渋(渋川難波)が2着、堀(慎吾)くんが1着と来て、ここで1着と繋げられましたので、非常にいい波に、風に乗れると思います」。2年ぶり2回目の優勝に向けて、頼れるチームリーダーが帰ってきた。

【第1試合結果】

1着 KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)4万7900点/+67.9
2着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)2万9700点/+9.7
3着 渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)1万1800点/▲28.2
4着 赤坂ドリブンズ・浅見真紀(最高位戦)1万600点/▲49.4

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

ABEMA TIMES

「Mリーグ」をもっと詳しく

「Mリーグ」のニュース

「Mリーグ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ