「PJ ~航空救難団~」神尾楓珠ら訓練生に課された撮影4ヶ月前からの体作り 主演・内野聖陽の出演交渉は半年難航【服部宣之P囲み取材】
2025年4月17日(木)20時50分 モデルプレス
神尾楓珠「PJ ~航空救難団~」第1話(C)テレビ朝日
◆内野聖陽主演「PJ 〜航空救難団〜」
本作は、“ほかのどの組織でも救助ができない”と判断された際に出動する【人命救助最後の砦】航空自衛隊航空救難団、通称PJ(パラレスキュージャンパー)の隊員を育てる救難教育隊を舞台に、主任教官・宇佐美誠司(内野)と、PJの隊員を目指して超難関の選抜試験を突破してきた訓練生たちが、命がけで訓練に挑む姿と成長を描く感動の青春物語。
◆「PJ 〜航空救難団〜」神尾楓珠・石井杏奈ら、訓練生キャストの起用理由
神尾楓珠、石井杏奈らが演じる訓練生キャストついて服部Pは「面接させていただいて選んだ役もあれば、僕が去年1年間ドラマとかでご一緒して、その現場でお声がけした方もいれば、選考の基準はいろいろある」とした上で、撮影の3、4ヶ月前からの体作りなど、準備期間も含めた約半年間を「この役にかけていただける方」を第一に選んだと説明。「そのことだけは事務所の方、ご本人にもお伝えした」と話した。
さらに「訓練も厳しいし、ロケもきついし、いくらお芝居とはいえあれだけきついことも言われるし、ホースで水をぶっかけられるし」と撮影の過酷さを回顧。「だけど、そこにまっすぐ向かっていっていただいて、彼らの本気度が画面を通して伝わらないと、お客さんにこのドラマの良さって全く伝わらないって思っていて」「彼らの必死な姿っていうのがきっと観てる方の心を打つと思うので、そのことだけを問うて最終的には決めさせていただいた」と話した。
◆「PJ 〜航空救難団〜」内野聖陽からは半年間OK出ず
主演・内野とは初めてともに仕事するというが「一作一作、命がけで役作りされるっていうお話をいろんなところで聞いていた」と告白。命がけで向き合う訓練生役に対し「鍛え上げる教官も本気度を持っていらっしゃる方じゃないと絶対に嘘っぽくなっちゃう」と考えたときに「内野さんしかいないだろうな」と声を掛けたと明かした。
しかし、内野からは「半年ぐらいOKもらえなかった」と吐露。本人と直接会ってプレゼンしたり、リモートで打ち合わせをしたりしながらもなかなかOKが出なかった中で、内野とTBS系「JIN-仁-」(2009、2011)やTBS系「とんび」(2013)でタッグを組んでいた平川雄一朗監督の合流により、引き受けてもらえたとも語った。
そんな内野は、現場でも実際に教官のように向き合い、熱のこもった芝居のアドバイスや叱咤激励をしているとも。「僕らにとっても教官みたい」「背筋がピンとなります」と話し、笑いを誘っていた。(modelpress編集部)
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