「ひとつのパンチで崩れる可能性も」藤井聡太叡王VS伊藤匠七段、形勢互角のまま白熱の終盤戦へ/将棋・叡王戦五番勝負第2局

2024年4月20日(土)17時1分 ABEMA TIMES

 将棋の藤井聡太叡王(竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖、21)に伊藤匠七段(21)が挑戦する第9期叡王戦五番勝負第2局が4月20日、石川県加賀市の「アパリゾート佳水郷」で行われている。注目の第2局は難解な中盤戦が進行している。形勢に大きな差はなくほぼ互角。白熱の戦いを制するのはどちらか、今後の戦いから目が離せない。

【中継】藤井叡王VS伊藤七段 終局後の表情・感想戦(生中継中)

 藤井叡王の1勝で迎えた第2局。藤井叡王が連勝した場合、防衛4連覇に王手をかけるととともに、タイトル戦での連勝数が「17」となり、大山康晴十五世名人が保持している最多連勝記録に並ぶことになる。

 注目の一戦は、後手番の藤井叡王はやや変化球とも言える作戦を初採用。伊藤七段も想定内とばかりに、しっかりと対応を見せ激しい戦いへと展開している。難解な中盤戦では、一進一退の攻防が繰り広げられており、形勢は互角。ABEMAの中継で解説を務める深浦康市九段(52)は「伊藤七段が形勢をどうみているか次第となるが、千日手コースもありえる。互いに陣形は強くないので、ひとつのパンチで崩れる可能性がある」との見解を示した。

 伊藤七段にとっては絶対に落とせない一戦で、千日手か寄せ合いか、どのような選択をするのか。今後の展開に大注目が集まる。持ち時間は各4時間。

【午後5時頃の残り持ち時間】

▲伊藤匠七段 30分(消費3時間30分)
△藤井聡太叡王 32分(消費3時間28分)

(ABEMA/将棋チャンネルより)

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