Snow Man初の国立競技場ライブ、松本潤が演出監修 メンバーがアドバイス明かす「例えば…」
2025年4月20日(日)4時0分 マイナビニュース
アイドルグループ・Snow Manが19日、東京・国立競技場にて自身初のスタジアムライブ「Snow Man 1st Stadium Live Snow World」の初日公演を開催。終演後に報道陣の取材に応じ、嵐の松本潤に演出監修をお願いしてさまざまなアドバイスをもらったことを明かした。
今年1月22日にデビュー5周年を迎えたSnow Man(岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介)が、デビュー5周年を記念してスタジアムライブを開催。4月19日・4月20日に国立競技場にて、6月7日・6月8日に日産スタジアムにて、全2会場4公演で28.4万人動員予定。2019年12月に生まれ変わった新たな国立競技場での有観客公演はSTARTO ENTERTAINMENT所属アーティストとして初となる。
アンコール含め全39曲を披露。ムービングステージ、リフター、トロッコなどを使用し、高さ20mまで上がる220トンの水と全3500発の炎も用いた大迫力のステージを作り上げた。総勢70人のマーチングバンドを率いて楽曲を届ける新たな試みも行われ、それぞれのソロ楽曲では、一人ひとりの個性があふれ、ほかのメンバーも出演して盛り上げる場面も。公演のラストには3000発の花火が夜空を彩った。
囲み取材で演出のこだわりを聞かれると、ラウールは「今回は嵐の松本潤くんが監修に入ってくださっている」と明かし、「国立競技場というキャパで自分たち初めてやるんですけど、嵐さんが何回も国立に立たれていて、その演出を松本くんがずっとやられていて、『アドバイスをぜひお願いしたい』とお話したら快く受けてくれました。国立での見せ方とドームクラスでの見せ方が全然違って、それが非常に勉強になった準備期間でした」と語った。
松本のアドバイスについて、向井は「立ち位置はギリギリまで待ってつく。ギリギリまで我慢して次の位置につく」と紹介。渡辺は「各会場を熟知しているんだなと思ったのが、細部までアドバイスというか。例えば僕だったら 渡辺のいつもの煽りのトーンだと、国立だと聞こえにくいかもしれないから、声のトーンを1個下げてしゃべってみたらって、声色1個まで監修していただいて、本当にいろんな会場を熟知している偉大な先輩だなと感じました」と明かした。
松本は、この日も前日のリハーサルにも参加。ラウールは「松本くんと僕たちのグループLINEがあるんですけど、そこに2階席からのステージが全部見える写真が送られてきて、思い出写真を送ってくれたんだと思って『思い出ありがとうございます』って送ったら、『客席からどう見せるか勉強しておけ』って叱咤激励を」とリハーサル時のエピソードを少し照れ臭そうに告白。佐久間は「先生って感じでした。ありがたいです」と振り返った。
阿部も「潤くんが監修するにあたってSnow Manの曲を全曲聴き込んでくれて、ここの盛り上げパートはこの曲どう? というアイデアをくださったので、本当にたくさんの愛を受け取ることができました」と感謝。深澤は「本番前はかっこよく『じゃあ頑張って』と」と本番前の松本の様子を再現し、向井らも「あれはかっこよかった」と同調した。
衣装のプロデュースを担当したラウールは、松本から「外だし、みんなの見え方が小さいから、とにかく目立ってくれ」と強くアドバイスしてもらったことも明かし、囲み取材で着用していた衣装に関して前日のリハーサルからピンクを濃くしたと告白。「昨日やってみてちょっと薄く見えたので濃いピンクを足しました」と説明すると、佐久間は「衣装さんがすごく頑張ってくれてありがたいです」と話していた。