美 少年・岩崎大昇&那須雄登&金指一世、トニセン舞台復活で井ノ原からエール 当時知る演出家も絶賛

2024年4月20日(土)4時0分 オリコン

舞台『トンカツロック』囲み取材に出席した(左から)柳美稀、山崎玲奈、金指一世、岩崎大昇、那須雄登、森迫永依、横内謙介氏 (C)ORICON NewS inc.

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 美 少年の岩崎大昇(21 ※崎=たつさき)、那須雄登(22)、金指一世(20)が19日、大阪松竹座で舞台『トンカツロック』の初日を迎えた。坂本昌行長野博井ノ原快彦の20th Centuryにより初演された作品が、約20年ぶりに復活。本番を前に、美 少年の3人は、井ノ原からも激励されたと明かした。

 同作を任され、岩崎は「多分こういうことができるようになってほしいというのがあったのかな」と期待に応える意気。那須が「井ノ原さんからは先ほど『初日頑張ってね』と温かい応援メッセージをいただいて、気が引き締まっています」が続くと、金指は「トニセンの皆さんとはまた違ったカラーがでているかなと思うので、頑張りたい」と張り切った。

 東京の下町の商店街を舞台に、トンカツ屋「助六」の店主で元暴走族の花川助三郎(那須)、「助六」で働く元プロボクサーの井口平(金指)、「助六」の常連で中学教師の篠崎優(岩崎)ら、真っすぐで熱き男女の青春群像劇を描く。

 作・演出の横内謙介氏は「20年前はアテ書きだった」と振り返り、今回もキャラクターを変更していないと説明。「特に美 少年の3人はちょっと若すぎるんじゃないかなと。坂本さんがやっていたときは30歳近かったんじゃないかと。設定がちょっと大人なんですけども、でもそのために設定変更もしないしドラマの進行も変えていない。それはつまり“演じている”ということ。最初はとりあえず体当たりでやってくれればと思ったけども、現状、体当たり以上のものになっていると思う。彼ら彼女たちの潜在能力は計り知れない」と絶賛した。

 助三郎の恋女房・君子役で森迫永依、井口の恋人でキャバクラに勤める千絵役で柳美稀、篠崎が救おうとする不登校の生徒・森村麻衣役で山崎玲奈(※崎=たつざき)らが共演する。

 大阪松竹座で26日まで。その後、東京・新橋演舞場(5月4日〜19日)、名古屋・御園座(5月23日〜27日)、金沢・本多の森 北電ホール(6月1日・2日)で上演される。

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