ガンダムファン大興奮!始まりの“あの音”が初代まんまで懐かしさ極まる

2025年4月21日(月)8時0分 ABEMA TIMES

 4月15日より順次放送中のアニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第2話では、思わぬタイミングでファンが心を撃ち抜かれる瞬間があった。それはまだ物語が始まって間もなくのこと。サブタイトルが表示される画面で鳴り響いた、“てててーん、てててん!”というSE音だ。

【映像】てててーん、てててん!(3分48秒ごろ〜)

 この音に、思わず「おっ!」と膝を乗り出したファンは多かっただろう。なぜならこの音は、まさしく1979年に放送された初代アニメ「機動戦士ガンダム」のサブタイトル演出で使われていた音とまったく同じものだからだ。

 しかも、BGMが流れるわけでもなく“音のみ”で一瞬場が静まるそのタイミングも含めて、完璧なほどに“ファーストガンダムオマージュ”。文字フォントこそ現代風にアップデートされているが、耳だけは確実に1979年のあの頃に戻される。

 これはもはやSE音というより、瞬間転送装置である。「白いガンダム」という最新作のサブタイトルが表示されているにもかかわらず、そこに流れるのは46年前とまったく同じ“あの音”。そのギャップが「おっさんホイホイ」としての威力を最大限に引き出している。

 ガンダムシリーズでは、これまでも歴代の作品の音を随所に取り入れてきた。モビルスーツの駆動音やビームライフルの発射音など、耳になじんだ“ガンダムの音”は、視覚情報よりも先に記憶を刺激する。そして今回のサブタイトルコール時も、瞬時に「これはガンダムだ」と確信させてくれる説得力を放っていた。

 もちろん、初代ガンダムを知らない世代にとっては何気ない効果音かもしれない。だが、長年ガンダムとともに生きてきたファンにとっては、あの「てててーん、てててん!」だけで、「ガンダムに帰ってきた」感覚が押し寄せてくるのだ。

 SNS上では「タイトル、聞きなれた音で草」「タイトルコールのSEで笑っちゃったじゃん!!」「ちゃんとタイトルのSEが初代にw」など、懐かしむファンの心を直撃。それだけあの音がガンダムファンの体に染みこんでいたということだろう。

 このSE音が今後も続くのか、それとも今回だけの“ニクい挨拶”だったのかは現時点ではわからない。だが、たった一発の「てててーん、てててん!」でこれだけテンションが上がってしまったことを考えると、音が記憶に及ぼす力は侮れない。次回以降のサブタイトルコールにも否が応でも期待せずにはいられない。

 「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」は、1979年から続く「機動戦士ガンダム」シリーズの最新作。宇宙に浮かぶスペースコロニーで平穏に暮らす女子高校生のアマテ・ユズリハが、少女ニャアンとの出会いにより、非合法なモビルスーツ決闘競技《クランバトル》に巻き込まれていく物語だ。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズなど手がけるスタジオカラーとサンライズの共同制作が話題を呼び、テレビシリーズに先駆けて今年1月に公開された劇場版は、興行収入30億円を超える大ヒットを記録した。

(C)創通・サンライズ

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