元キスマイ北山の新曲関与に「生きてたんだ!」ネット沸かせた“日本人ラッパー”の今

2024年4月21日(日)18時0分 週刊女性PRIME

童子-T(公式YouTubeチャンネルより)

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 2000年代に加藤ミリヤ青山テルマなど、名だたるシンガーたちとコラボし注目を集めたラッパーの童子-T。2008年にリリースされたアルバム『12 Love Stories』は60万枚以上のセールスを記録し、平成のラップシーンを賑わせた。しかしその後パッタリと姿を消してしまった童子-Tが、今回ついに発見されたようだ。

Kis-My-Ft2北山宏光の新曲に童子-Tが関与

 今年4月に元Kis-My-Ft2の北山宏光が新曲「THE BEAST」をリリース。なんとこの楽曲に童子-Tが関わっていることが判明したのだ。3月の新曲発表で北山は《今回『THE BEAST』は、童子-Tさん率いるチームにラッパー心之助さんなどの先鋭クリエーターが集結してできました》とコメント。これを当時の童子-Tのファンが見つけ、《童子-T、生きてたんだ!》《懐かしい》《久しぶりに表舞台で名前聞いた!》と話題になっている。

「今年久しぶりに活動が確認された童子-Tですが、ここ最近は活動してるのかどうかもほとんどわからない状態でした。ユニバーサル ミュージックジャパンの公式サイトは、残念ながら2014年から更新が停止したまま。YouTubeの公式チャンネルも、同じく2014年に『T's MUSIC』のティザー映像が公開されて以降更新されていませんでした」(芸能ライター)



 2014年以降で消息が分かるのは、2016年に公開された清水翔太の「Damage」という楽曲のMVだ。同ビデオでは青山テルマなど、清水翔太と交友関係のあるアーティストが何人も出演。映っている時間はそれほど長くないが、童子-Tもしっかり存在感を発揮している。



シンガーとコラボする独自のスタイル



「童子-Tは女性シンガーとコラボする印象が強いですが、実は『平成維新』という曲でキングギドラとコラボし、イケイケなラップをしていたりと元々はハードコアな一面もありました。ちなみに元スノーボード選手の今井メロさんがかつて披露した『ガンガンズンズングイグイ上昇』というラップは、童子-Tの『Sky Triple Dancing』という曲が元ネタ。色んな意味で日本のラップに影響を残した人なんです」(前出・芸能ライター)

 シンガーとコラボする独自のスタイルについて、童子-Tは2014年の『音楽ナタリー』に《孤独だったよ。仲間もほとんどいないし。またシーンに戻って、自分のスタイルなんか捨てて、みんなとやってるほうが楽しいんじゃないかと思ったこともあった》

《「童子-Tはフィーチャリングばっかして」って揶揄されてるけど、まだ自分のスタイルを続けてるわけで》と語っている。北山の楽曲への参加も、また新たな童子-Tのスタイルの始まりなのかもしれない。

 これから様々な場所で彼の名前を見かける日を楽しみに待ちたい。

週刊女性PRIME

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