NHK横尾泰輔アナ退局 局内からエール続出「災害報道の経験を生かしてほしい」神戸大法科大学院進学

2024年4月21日(日)5時1分 スポーツニッポン

 NHKの横尾泰輔アナウンサー(49)が3月末で退局していたことが分かった。「NHKニュース」「おはよう日本」など、主に報道を担当した看板アナが50歳を目前に新たなスタートを切った。

 局関係者はスポニチアネックスの取材に退局を認め「災害報道の経験を生かして勉強したいと周囲に話していました」と語った。

 横尾アナは自身のSNSで、今春に神戸大法科大学院へ進学したことを伝え「災害報道の実務、防災情報の研究なども生かし、災害対応や危機管理、再建支援を担える法曹を目指します。40代ラストからの挑戦ですが、頑張ります」と記している。

 2011年3月11日の東日本大震災当日では東京のスタジオから第一報を伝え、避難を呼び掛けたのは横尾アナだった。

 局関係者は「未曾有の大災害の報道を経て、さまざまなことを思われたようです。緊急時のアナウンサーの呼び掛けマニュアル改定に尽力され、今年元日に発生した能登半島地震で『今すぐ逃げること!』と女性アナが強い口調で繰り返していましたが、あの呼び掛けのもとになるマニュアルには横尾アナの経験と知識がありました」と話し「そんな横尾アナが災害対応や危機管理を学ぶという姿に心から応援したいと思います」とエールを送った。ほかの関係者も「自身の経験から一歩進もうとする姿勢に頭が下がります」とし、局内ではエールの声が続出している。

 横尾アナは横浜市出身。早大第二文学部を卒業後、1998年にNHKに入局。青森、仙台、神戸放送局などで勤務し、東京では正午のニュースのほか定時のニュースなどに出演した。安定したアナウンス力に定評があった。妻は現在大阪放送局勤務の北郷三穂子アナ(46)。

スポーツニッポン

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