今井翼、伊藤英明の存在感と肉体美に「カッコいいっす!」
2025年4月22日(火)11時0分 マイナビニュース
4月25日からDMM TVで配信がスタートするドラマ『ドンケツ』の完成披露試写イベントが21日、都内で行われ、伊藤英明、金子ノブアキ、今井翼、青柳翔、葉山奨之、三宅健、柳葉敏郎、寺島進、水田伸生監督が登場した。
DMMの総合動画配信サービス・DMM TVは、本格極道漫画『ドンケツ』をDMM TVオリジナルドラマとして4月25日から独占配信。たーし原作の本作は、「ヤングキング」にて2011〜2019年まで第一部を、その後『ドンケツ 第2章』が同誌にて2019〜2023年まで連載され、2024年からヤングキングBULLに移籍、現在も連載中。本作は、北九州最大の極道組織月輪会(がちりんかい)、その中でも武闘派で鳴らす孤月組(こげつぐみ)で最強と恐れられるヤクザ、伊藤英明演じる沢田政寿の物語。
20年前、敵対組織にロケットランチャーをぶちこんで以来、ロケットランチャーのマサ、通称"ロケマサ"の異名で恐れられていた。しかし、堅気、ヤクザを問わず腕力に物を言わせて金をタカり、上役にも平気で喧嘩を売るなど、問題ばかりを起こす傍若無人な性格が災いし、40代後半になっても出世の見込みがない、所謂"ドンケツ"ヤクザ。そんな最強の漢がしがらみまみれの極道界を拳一つで突き進む、極道の物語を描く。
配信開始を間近に控えたこの日、主演の伊藤らが勢揃いして舞台あいさつ。主人公のロケマサを演じた伊藤は「原作を初めて読んだ時に、これは生身の人間が演じる役ではないなと思いました」と規格外なキャラクターに驚いたことを吐露。しかし、「一気にファンになった」といい、役作りのため「ビジュアルは反りを入れて体重も10kgぐらい増やして臨みました」ことを明かした。撮影当初は役の掴み方に苦労したものの、「皆さんと芝居をするうちに掴めてきました」と共演者に感謝。さらに「実際に作品を見て、すごくお気に入りの作品になりました」と手応えを感じた素振りだった。
そんな伊藤のロケマサぶりに、共演者からは絶賛の声も。柳葉は「伊藤くんが出来上がっていて、そこにロケマサがいるやんと。これは半端なことができないなと日々緊張しながら撮影に入っていました」と伊藤の存在感に圧倒されたという。今井も「僕には(ロケマサ役は)無理ですよ。ものすごい存在感と肉体美、そして男から見てもカッコいい姿が羨ましいなと毎日思いながら演じてました。カッコいいっす」とその佇まいを称賛。その今井は、ロケマサの舎弟となる相場桃次郎を演じている。特に印象に残っているシーンとして、ロケマサに直談判する長いセリフの場面を挙げ、「監督の素晴らしい指導の元、計6ページにわたるセリフを一生懸命書いて覚えて自分なりに熱を込めて言わせてもらいました」と渾身の演技だったというが、「仕上がりを見たらやっていた尺より短くてビックリでした」と笑いを誘った。
また、第2話・第3話にゲスト出演する三宅健は、ロケマサの数少ない友人・三宅進役として登場する。「今日はレギュラー陣の皆さんと一緒にこのステージに立たせていただけることに恐縮しております」と謙そんしつつ、「短い時間の中で、2人の10代からの関係性をどう見せられるのかというのはとても難しいと思いながら演じてました」と役作りの難しさに言及。しかし、「伊藤さんが現場で気さくに話しかけてくれたので、あっという間に関係性が構築できたんじゃないかと思います」と伊藤との自然なやり取りが役作りに繋がったことに感謝していた。