大谷翔平 ゴジラ超え176号 月曜朝の朗報にファン歓喜「どんよりとした月曜の朝を一瞬で爽やかに」

2024年4月22日(月)10時20分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ ドジャース10—0メッツ(2024年4月21日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(29)は21日(日本時間22日)、本拠でのメッツ戦に「2番・DH」で先発。第2打席で今季5号を放ち、松井秀喜氏を抜いて日本選手最多を更新するメジャー通算176号をマークした。10—0の8回に今季初めて代打を送られて途中交代したが、3試合ぶりの1試合2安打で打率.368とし、打率メジャートップと大谷のバットが火を吹いた。試合は10—0でドジャースが勝利し、連敗を3で止めた。

 ゴジラ超えの待望の一発は3回に生まれた。1死一塁の第2打席。メッツの先発右腕エイドリアン・ハウザーに対し、1ストライクから2球目のスライダーを完璧に捉えると、確信歩き。110マイル(約177.0キロ)、角度30度の打球は右翼席の423フィート(約128.9メートル)地点で弾んだ。本塁打としては今季最速、飛距離は2番目で右翼手が一歩も動かない、完璧な一撃だった。

 ブルーマンデーとも呼ばれる週明けの月曜日にアメリカから届いた朗報。SNSでは「どんよりとした月曜の朝を一瞬で爽やかにしてくれる大谷さんのホームラン最高」「やはり大谷さんの目覚めの1発は日本人の月曜の朝から一週間をはつらつとさせてくれるよ」「月曜朝から気分良く出勤できる」「憂鬱な月曜の朝に活力を与えてくれる大谷翔平に感謝」などと月曜の通勤・通学時間帯に明るいニュースを提供してくれた大谷に感謝の言葉が相次いだ。

 試合後、ドジャースは球団の公式Xを更新。大谷がファンに向けて「人が多く入ってるので歓声も凄く多いですし、まだ(ドジャースタジアムで)数本しか打ったことがないので、もっともっと何十本も何百本も打てるように頑張りたいと思います」とメッセージを送った。

スポーツニッポン

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