弱・中・強の“昇龍拳”が止まらない!仲林圭がリーグ最多タイ9回アガリの快挙&快勝「いっぱいアガりましたね♪」/麻雀・Mリーグ

2024年4月23日(火)8時0分 ABEMA TIMES

 アガり始めたら止まらない。奥義がライバルを封殺した。プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2023-24」セミファイナルシリーズ4月22日の第2試合はU-NEXT Pirates・仲林圭(協会)が大トップを獲得。リーグ最多タイとなる9回のアガリを決め、首位固めに成功した。

【映像】相手にとどめを刺した仲林、7本場での親跳満

 試合は起家から仲林、KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)、EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)、KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)の並びで開始した。仲林は東2局1本場、そして東4局2本場にそれぞれ5200点、8000点を放銃。8400点持ちのラス目で南入した。

 南1局、仕掛けて3000点をアガると、急な追い風が仲林を味方する。同1本場に3900点(+300点)をアガり、迎えた同2本場。リーチで親満貫をツモりトップ目に立つ。さらにテンパイ流局を経て同4本場は仕掛けて5800点(+1200点、供託2000点)。またもテンパイ流局を挟み6本場、ここはリーチで3900点(+1800点)を加点。軽打、長打を決め続け、7本場には三・六万待ちの先制リーチを一発でツモ。リーチ・一発・ツモ・タンヤオ・平和・赤・裏ドラの1万8000点(+2100点)をゲットし、この特大の一撃には解説の土田浩翔(最高位戦)も「大変だ」と舌を巻いた。

 9本場に亜樹へ満貫を放銃するまで、この仲林劇場は続いた。その後は器用にダマテンを駆使して亜樹、滝沢の親を封殺。南4局2本場は堀に親跳満をツモられたが、同3本場に自ら1000点をアガってゲームセットとなった。

 どれだけアガったか、本人は「覚えていないです」。9回と聞かされると「すごいですね!いっぱいアガりましたね♪」とニンマリ。全22局の長丁場を応援してくれたファンへは「東場が終わった頃には堀さんの“至極の一局”を聞かなきゃいけないのかと嫌な思いをしていたのですが、無事に逆転してトップを取れてよかったです」と語りかけ、また白い歯を輝かせていた。弱・中・強の“昇龍拳”で圧勝し、首位固めに成功。今シリーズに入ってチーム唯一トップを取っている絶好調の陽キャ雀士が、Mの頂点へ仲間を導いていく。

【第2試合結果】

1着 U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)5万8800点/+78.8
2着 KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)3万1000点/+11.0
3着 EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)1万1200点/▲28.8
4着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)−1000点/▲61.0

【4月22日終了時点での成績】

1位 U-NEXT Pirates +485.4(12/20)
2位 EX風林火山 +268.6(12/20)
3位 KADOKAWAサクラナイツ+159.0(12/20)
4位 赤坂ドリブンズ +119.1(12/20)
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲98.5(12/20)
6位 渋谷ABEMAS ▲189.3(12/20)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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