「ちょっと似ているアングルがあるので…」Kōki,（22）が、バラエティ番組で父・木村拓哉のモノマネを披露した“切実な理由”

「顔だけならちょっと父に似ているアングルがあるので……」

　3月20日、「ぐるぐるナインティナイン」（日本テレビ系）の人気コーナー「ゴチになります！」で、父である木村拓哉（52）のモノマネを披露したのは、モデルのKōki，（22）。木村と工藤静香（54）を両親に持つスーパーサラブレッドの彼女がここまでぶっちゃけるのには理由が……。

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映画「女神降臨」で、PRに飛び回る

　Kōki，は、インターナショナルスクール在学中の2018年に15歳にして、「エル・ジャポン」の表紙でデビュー。翌年にはパリコレに出演し、ブルガリなどのアンバサダーを務める傍ら、22年にホラー映画「牛首村」で女優デビューを果たした。

「デビュー作にして主演。トップ女優への登竜門であるブルーリボン賞新人賞を獲得し話題になりました。ただ、審査員は在京スポーツ紙7社の映画担当記者で、静香さんが懇意にしている社もあり、映画界では受賞に疑問の声も上がった」（スポーツ紙映画担当記者）

　24年5月には、アイスランド・イギリス合作の映画「TOUCH／タッチ」でラブシーンを熱演（日本公開は25年1月）。そして、国内2作目となる主演映画「女神降臨 Before　高校デビュー編」が、3月20日に全国公開された。

「韓国発の大人気ウェブ漫画が原作。韓国でドラマ化されたが、映画化は今回が初めて。前後編に分けられており、後編は5月1日公開予定。配給のソニー・ピクチャーズも気合を入れて宣伝していますし、Kōki，本人もPRに飛び回っています」（映画関係者）

未知の領域のバラエティに出演

　そんな彼女がPRの主戦場に選んだのが未知の領域のバラエティ番組。昨年10月7日の「しゃべくり007」を皮切りに、それまで出演してこなかったジャンルの番組出演を解禁した。

「『しゃべくり』では、“芸能界最強遺伝子”と紹介され、トーク内容も両親との関係や、姉・Cocomi（23）との思い出話など、ファミリートークが中心でした」（芸能記者）

パパとのツーショットを、インスタにアップ！

　そして“パパ”タクとのエピソードをぶっちゃける場面も。

「小さい時にくすぐってきたりした時に、ぽろっと言ってしまった。『暑苦しい』って……」

　主演映画公開当日放送の「ゴチになります！」では父のモノマネにとどまらず、自宅で撮影したCocomiとのトレーニング映像まで公開。極めつけは父親による後押しだ。

「今年2月、木村は誕生日を迎えたKōki，とのツーショットをインスタにアップ。娘たちが木村の誕生日にSNSで発信することはあっても、木村が娘との写真を投稿することはなく、異例の行動でした。主演映画公開を控える娘へのエールだったかも」（同前）

気になる映画の雲行きは…

　ファミリー総出の支援を受けた今回の映画の成功はメイビー、いや、マストビーと思われたが、

「上映館数は300以上と全国規模での公開でしたが、週末観客動員数は初登場で9位。『牛首村』の興行収入は約5億6000万円で上々だったのに比べ、本作は2億円の予測と大コケ。前後編で製作費もかさんでおり、非常に苦しい結果となりそうです」（前出・映画関係者）

　キムタク譲りのぶっちゃけ力をもってしても、好機は逃げてしまったか？

（「週刊文春」編集部／週刊文春 2025年4月17日号）