「痩せすぎだけど、何も食べてないの?」細身のコンプレックスを克服し人生が激変した日英ハーフ「いまは大きなお尻が自慢」

2024年4月24日(水)7時30分 オリコン

美ボディ大会『ベストボディ・ジャパン』出場のハーディング瑛美さん(写真/片山よしお (C)oricon ME inc.)

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 先ごろ、女性らしいボディラインと健康的な筋肉の美しさを競うコンテスト『ベストボディ・ジャパン2023 日本大会』が開催された。WEBディレクターのハーディング瑛美さん(26)は、トレーニング歴6ヵ月でコンテンスト初挑戦。「コンプレックスだったが、いまは自慢」という大きいお尻をビキニ姿で披露した。

◆痩せすぎで健康的な身体つきになりたかった

——ボディメイクを始めたきっかけを教えてください。

【ハーディング瑛美さん】 大学時代にウエディングのモデルをやっていて、通っていたウォーキングスクールにコンテストに出場している選手が何人かいました。話を聞いて興味をもっていたところに、先生から出場してみたらと勧められて本格的に目標を持ってやってみようと思いました。

——それまでにダイエット経験はありましたか?

【ハーディング瑛美さん】 昔から細身だったので、ダイエットはしたことがありません。健康診断でもずっと痩せぎみと言われていて、逆にどうやったら健康的な身体つきになれるかを気にしていました。自己流のトレーニングで長年、試行錯誤していました。

——健康的に増量できましたか?

【ハーディング瑛美さん】 昨年から東京で働いているのですが、運動する時間がなくて…。気づいたら、運動していた2〜3年前の自分とスタイルが違いすぎて衝撃を受けました。猫背で姿勢が悪かったり、不健康な感じで、このまま歳を取るのが嫌だったので、この機会に見直そうと思いました。10年後、20年後もきれいな自分でいたいから、コンテストに向けて本格的なボディメイクを始めました。

——スタイルにコンプレックスを持っていたこともありますか?

【ハーディング瑛美さん】 イギリスと日本のハーフなのですが、東京に来る前にいた岡山では目立つので、周りからうらやましがられることが多く、綺麗になる努力を何もしていませんでした。でも、東京ではちゃんと努力をしないと周りの人とは戦えなかったり、どんどん劣っていく自分に気がついて。常に努力し続けないと綺麗でいることはできないと実感しました。

◆姿勢やスタイルを褒められるように…いまではコンプレックスだった大きなお尻が自慢

——ボディメイクを始めて変わりましたか?

【ハーディング瑛美さん】 自分に自信がつきました。仕事でもモチベーションが上がったり、生活スタイルを一変することができました。スタイルが美しくなるだけでなく、内面的にも綺麗になれた気がします。周りの人に何でそんなに努力しているのかと聞かれたら、自分の実体験を堂々と語れることがうれしいです。

——言われて傷ついた言葉もありましたか?

【ハーディング瑛美さん】 「痩せすぎ、腕が細すぎ」「何でそんなに細いの、何も食べてないの?」と言われたのは覚えています。ちゃんと食べているのに、「細すぎる」と言われることがずっと嫌でした。

——いまは細すぎる体型は克服できていますか?

【ハーディング瑛美さん】 以前ほどではないです。ただ、今度は自分の身体をどう体重を増やして、どう絞っていくのか、これからもっと本格的にやってみたいという気持ちになっています。

——ボディメイクをやってよかったと思うのはどんなときですか?

【ハーディング瑛美さん】 ピッタリした服を着た時に、姿勢やスタイルを褒められることがあります。「どうしたらそんなに綺麗な立ち方ができるの?」と聞かれ、自分の体験を教えるだけでなく、「私もやってみる」と言われるとすごくうれしいです。実践した友人は、「本当に変わった」と言ってくれました。

——自慢のボディパーツを教えてください。

【ハーディング瑛美さん】 お尻です。欧米女性特有の大きなお尻は、イギリス人の父ゆずりです。それがずっとコンプレックスだったのですが、ボディメイクで肩からお腹、お尻にかけてのラインをバランスよく作れたことで、自信に変わりました。ただお尻を引き締めるのではなく、身体全体のなかできれいなラインになるようにバランスを整えました。

——いまの課題はありますか?

【ハーディング瑛美さん】 今回は細いままボディメイクをしてしまいました。一度体重を増やしてから、もっと健康的できれいなスタイルになるボディメイクをしていきたいです。筋肉をつけてから絞ることで、ボリューム感を出していくことが課題です。

——ボディメイクがプラスになっていると感じることはありますか?

【ハーディング瑛美さん】 気持ちが前向きになること、そしてコンテストに出場することによって次に自分がどうしていきたいか、新たな目標が見つかることです。結果がどうであれ、次に進むための1つの道筋になります。

(文/武井保之)

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